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英雄伝説VI 空の軌跡FC(PSP)
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 とりあえずガッチリとしたRPGを久しぶりにやりたくなって手に取った作品。PSPで、アクションじゃないタイプのRPGやるのって初めてではないだろうか。ヤフーのゲーム満足度ランキングで、上位独占したってのがウリだったので、以前からやりたいと思ってたんだよね。だから、FC、SC、3rdと三本セットのBOXが販売された時に購入したのだ。

 PSPオリジナルではなく、パソコン用のゲームの移植。ちなみにFCは購入してから知ったんだけど「First Chapter」の略称で、SCは「Second Chapter」だそうで。完全な続編もの。もちろん、SCから始めても遊べるようには出来てるけど、おそらく意味が分からないと思う。FCのエンディングがいかにも「つづく」的な終わりなんで(^_^;)。3rdは、主人公が変わっているらしいので、SCから「つづく」的ではないのだろう。どっちにしてもFCから始めた方がいいんだろうけどね。んな訳で、現在はFCを終えて、SCに入ったところという段階である。

英雄伝説 空の軌跡 FC&SC PSP版 公式攻略ガイドブック英雄伝説 空の軌跡 FC&SC PSP版 公式攻略ガイドブック


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 FCは、プロローグの他に、4章から構成されていて、実質5章立てである。それぞれの章ごとで、地域を移動していき、前の章の地域に戻ることは出来ない。割と一本道かつ、エリアまで限定されるシステムである。ただし、一本道を一本道と感じさせない手法として、主人公達が所属する冒険者組合みたいなところで募集しているサブクエストを請け負うことが可能になっている。これによって、本筋から大きく迂回しないと、クリアが出来ない形となり、おそらくクリアにかかる時間の半分は、サブクエストに費やしているものと思われる。

 サブクエスト自体は、さして面白いものではないのだが、これをこなしていかないと、後々、様々な面で不利益を被る(正確に言うと特典が受けられない)ことになるので、出来る限り受けて行く訳だが、全てのサブクエストを受けるというのも、それはそれで難しい。クエストには一定の期間(正確に言うと、本筋でのストーリー上のフラグ立て)が設けられており、それを過ぎるとクエストを受けることが出来なくなってしまう。そのため、本筋が興に乗ってきた時にグイグイ進めてしまうと、多数のサブクエストを受けられないという事態が起こる訳だ。だから物語の本筋を進める時は、別の意味で慎重に行わなければならなくなる。これが興ざめにつながることもあるんだよね。

 それでも、ストーリー自体は、非常によく作られたキャラクターたちと、その軽妙な会話で構成されており、良質のライトノベルな雰囲気。UMDの容量の極限まで使われた容量は、音声(イベントなどで音声無いし)や音楽などではなく、おそらく膨大なテキストに使われているのではないかと思われるくらい、状況の変化に対応して、街の人たちの台詞が変化する。エリアが区切られている分、そのエリア内は端から端まで(そんなとこには、その時にいかないだろう…というところまで)、一つ一つの出来事に反応して台詞が変わるのだ。その丁寧な作りには脱帽する。

 …んだけど、街の中の建物に出入りする度にPSPが読み込み作業を行うので、かなり苦痛。だから、せっかくの台詞の変更を聞こうかな…という気が湧かない。時間がかかってイライラするから。しかも、いわゆる「ルーラ」のような拠点同士を飛ぶ魔法や手段が存在しないため、他の場所の変化を窺おうにも、またテクテクと拠点まで歩かなくてはいけないのも苦痛なのだ。だから、せっかくの膨大なテキストも、少なくとも私にとっては大部分が無駄なものとなっている。

 グラフィックについては、建物などの描写も細かく美しい。それをLRボタンで回転させる訳なんだけど、建物の中などに入ると視点が固定になる。イベントなどの関係や、必要のないデータの削減という意味で理解できるんだけど、外に出ても建物に入った固定視点が適応され、例えば北を向いて建物に入って、建物中の視点が南を上にした固定視点だとすると、建物から出ると南が上に変わっているという訳だ。言葉で説明すると、大したこと無く感じるかもしれないが、本当にイライラする。このプレイアビリティの低さは、なんとかならないものか…。

 戦闘システムもマス目のタクティクス方式なんだけど、特段面白みがない。ただ面倒なだけだ。ある程度レベルがあがると、同じ敵が現れても経験値が低くなるシステムを採用しており、かなりの戦闘を要するのだが、とにかく戦闘が面倒臭い…というか、爽快感がない。強くなった実感も割と薄め。正直なところ、買って失敗した…と何度か思ったりもしたんだけど、なんつっても3作品を同時購入してしまったので、1作目で挫ける訳にもいかなかったので、遊び続けたけど(^_^;)。

 で、3章に突入した当たりから、このプレイアビリティの低さには慣れてきて(苦笑)、純粋にストーリーだけに焦点を当ててみると、確かに面白いとは面白いんだよね。前述した通り、とにかくシナリオ作りは丁寧だし、伏線の張り方やどんでん返し的なところも良く出来ているんだけど。ただ、このシステムに慣れるのは、それなりに時間と覚悟が必要な気がする。どこか突き放した感じが、パソコンゲームっぽいと言えば、パソコンゲームっぽいのかもしれないけど。そんな訳で評価の方は…

 ★・★・☆(二つ星)

 …ということで。実は不覚にもエンディング近辺で2回ほど泣きそうになりましたよ(^_^;)。「そうか、そういうことかっ!うわ、SCやんねーと!」って感じにはなります(苦笑)。でも、1本だけの購入だったら、途中で積みゲーどころか、売り払っていたかもしれん…。ちょっとしたことの積み重ねだけど、遊び手のことももう少し考えたシステムづくりを考えていただきたいところ。まぁ、SCは完全な続編だから、システムはそのままで我慢するけど。慣れたし。3rdは、どうなっているのやら…。

gamou [ [ エンタ ] ゲーム ] comments(29)
島田紳助のすべらない沖縄旅行ガイドブック
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島田紳助


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 私も沖縄には、過去2回、10日間ほど滞在しているけど、本当に良い場所だ。あの海の美しさは、本当に何物にも代え難いところがある。次は、あそこの島にも行ってみたいと思わせるのが沖縄なのだ。そんな訳で、今年も沖縄に行きたいなぁ…と思っていた訳だが、そんな時にこの本を見かけたということで。

 手に取ってみると随分と薄い冊子であることが分かる。それでも、沖縄旅行に関するポイントがギュッと詰め込まれているならいい…と思っていたんだけど。まぁ、こんなもんかなぁ…という感じ(^_^;)。

 通常のガイドブックなどは、どうしても情報の羅列になるので、どこをチョイスするのかは旅行者に委ねられる。そのチョイスの仕方を、何度も沖縄を訪れた本音で教えてくれるというのは面白いんだけどね。自分で実際に行ったところも載っていたりしたけど、正直、うなずくところもあれば、その意見はどーかなぁと思うこともあるよね。

 特に無駄に自分の店の宣伝とかもあったりして、この薄っぺらい本の中で、その情報いるかね…と疑問。彼女と沖縄に行った時にキメるためのシチュエーションとかも、二人で沖縄行く時点で、そんなに色々考えなくても、わりと大丈夫じゃね?と、特段の必要感を感じないし、めちゃくちゃターゲットも狭いしさ(苦笑)。

 芸能人ゆえの行動範囲の狭さもあるだろうし、正直、そんなに役には立たない。興味があるなら、チラリと本屋で見てからでも遅くないと思う…んだけどな。芸能人の本ってのは凄いね。なんかかなり売れたみたいだから。普通に、ガイドブック買った方が個人的にはいいと思いますし、ガイドブックに買い足すものでも、もちろん無いと思う(苦笑)。そんな訳で評価の方は…

 ★・☆・☆(一つ星)

 …ということで。いやぁ、絶対的に情報量も少ないし。そんなに聞きたい話が入ってる訳じゃないし。旅のスタイルが全く分からない人でない限りは、必要ないんじゃないかなぁ。

gamou [ [ 書 籍 ] 雑誌・情報誌 ] comments(0)
告白
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 最愛の子どもを自分の務める中学校の敷地内で亡くしたシングルマザーの教師が、終業式のホームルームで、自分が教師をやめること、そして、事故として聞いていると思うであろう生徒の今回の件は、実は殺人事件で、その犯人は、この中に居るということを話し始める…と言うモノ。

 これだけでも、グイッと惹きつけられる話だと思う…けど、読み出したら、そんなものでは止まらない。朝の会社へ行く電車の中で読み始めたら、もう後が気になって、結局、その日の夜、家に帰ってからも読み続け、その日のうちに読み終えてしまったくらい。

 全6章立てとなっている構成は、この教師の告白から始まり、その後、そのクラスの学級委員長の女の子がその教師へ向けた雑誌への投稿文、犯人である中学生の母親の日記、そして犯人の告白と語り手が変わっていく。他人から見えているものと実像との違い、ほんの少しずつのズレが判明するごとに、言いようのない閉塞感と嫌悪感を与えてくるのである。そう、嫌悪感だ。でも、読み進めたくて仕方がなくなる。そんな小説である。

 冒頭の第一章は、小説全体としてはプロローグ的なものであるのだが、それだけをとっても短編小説としても完成度が高く、第一章だけでも、きっちり完結している。むしろ、他の章の方が、この第一章から考えられたものではないか…というくらい。他の章は、事件のその後が描かれたりもしているんだけど、どこか散文的で、事件を多角的に見えるようなものに過ぎないと読めなくもない…と思ったりもしたんだけど、最終章を読むまでは。

 この作品はミステリではない。前述のとおり、事件の犯人は冒頭で語られるからだ。じゃあ、単純にサスペンスなのかというと「えっ!?」と時折、驚かされる。そもそも、サスペンスと言うのには散文的で、語り手も変わっていく。ただ、語り手が変わるごとに「分かった風で」、それぞれの語り手が相手を見ているのに同調している自分がいて、いざ当の本人が語り出した時、「分かった風」だった自分に嫌悪感が残る。あるいは「告白」という形でありながらも、故意に、または深層心理からくる「自分を良く見せたい」という「ちょっとした虚構」がミスリードを加速させる。

 リアリティに欠ける、ミステリとしては平凡などという意見も見受けられるけど、個人的には、そうは思わない。この閉塞感と嫌悪感に対する好みならまだしもね。読後感は、ハッキリ言って悪い(苦笑)。グッタリと疲れる感じ。この救われない感じがリアリティ(単純に結末だけを指すもんじゃなくて)として感じ取れてしまうのは、よほど社会を斜に構えて見ているから…ではないと思う。本当にそれが人間社会だからだと思う。

 私も人付き合いの中で、人を分析する。これは多かれ少なかれ、無意識のうちにでも全ての人が行っていることだと思う。そして、統計的に「こういうタイプの人間だ」と決めて、その中で対応していく訳だ。でも、タイプ的な行動を続けて取ったからと言って、心理的にその人が「こう思っているに違いない」と判断することが、いかに危険なことなのか。人はちょっとしたことで変わるのだ。特に悪い方に変わるのなんて簡単だ。自己暗示能力も他の動物とは比べ物にならないんだから。

 とにかく、面白いことは折り紙付きだと思う。よほどミステリ擦れしていて、ミステリとしてしか作品を捉えられない人とか、内容に嫌悪感を抱いてしまう人とかでなければ。そんな訳で評価の方は…

 ★・★・★(三つ星)

 …ということで。独白という形なので、非常に読み易いし、あっと言う間に取り憑かれて、ページをめくり続けるんじゃないかと。


gamou [ [ 書 籍 ] 小説 ] comments(0)
ZED
  1984年、大道芸人を中心として結成されたシルク・ドゥ・ソレイユ(以下「シルク」)は、斬新なエンターテイメント性と、高い芸術性で、あっという間に世界のエンターテイメントのトップ集団に君臨するようになった。特にエンターテイメントの街と呼ばれるアメリカのラスヴェガスにおいて、ここ10年間の街の牽引役としてのシルクの存在を否定することは誰にも出来ないだろう。

 フランス語で「太陽のサーカス」という意味を持つシルク(そういう意味で言うと「シルク」という略語はおかしいんだけどね(^_^;))は、フランスの団体という訳ではなく、カナダのフランス語圏であるモントリオールに本拠地を置く団体である。サーカスと言っても多くの人が思い浮かべる「ボリショイ」などの一般的なサーカスとは違い、動物を使わず、難度の高いアクロバットを中心に構成され、ストーリー性(いたって抽象的ではあるけど)とメッセージ性を持つエンターテイメントを公演することで知られている。

  前例が無いエンターテイメントであり、「○○に近い感じ」というものがない。それがシルクとも言えるんだけど。全米で絶賛され、あっという間に8つのツアーショー(次々と増えているので、すぐデータとしては古くなるけど)と、7つのレジデントショー(常設会場ショー)を持つに至ったシルクだけど、まだまだ日本での「シルク・ドゥ・ソレイユ」としての知名度は低い。…とは言え、「シルク・ドゥ・ソレイユ」を知らない人でも「サルティンバンコ」や「アレグリア」、「キダム」、「ドラリオン」なら知っている人がいるかもしれない。これがシルクのツアーショーのタイトルなのである。たまにいるんだけどね、「サルティンバンコ」って人たちがやってるショーだと思ってる人とか。つまり合計15のチームが現在では存在していることになる。

 それはさておき、常設会場は現在のところラスヴェガスに5つ、フロリダのディズニーワールドに1つ、つい先日オープンしたマカオに1つで、7つある訳なんだけど、実は8つ目の常設会場が日本の東京ディズニーリゾート内に出来ているのだ。

 そんな訳で、長い前置きで申し訳ないけど、世界で8番目のシルクの常設会場ショーである「ZED」のトライアウト公演を見てきた訳だ。前述のとおり、常設ショーは東京以外で7つある訳なんだけど、そのうち5つのショーを見ている。それらに比べると東京の常設会場は箱も舞台も小ぶりな印象だ。幕間(…というのかな?)の30分の休憩時間に外に出るのが自由と言えども、ロビースペースには、今ひとつ余裕が無い感じ。特にお土産好きの日本人にはショップスペースは手狭過ぎるのではないだろうか。まぁ、トライアウトに来ている客は、かなりのシルクファンであることが間違いないので、お土産コーナーが混んでいたのかもしれないけどね。どちらにしても、箱としては、それほど良くない印象。女性用のトイレも強烈に並んでいたようだし。 

 ショーの内容についてはネタバレも関係してくるので、多くは明かさないが、レジデントショーならでは…というの感覚は薄い。どうしてもラスベガスで行われている「O」とか「KA」などの常設ショーを見てしまうと 「こんなもんすか?」という印象を抱いてしまう人も多いんではないだろうか。かなりのシルクファンに限られる感想かもしれないけど。「ツアーでも、出来るんじゃなのか…。ツアーショーを長年バックアップをしてきたフジテレビの助力と日本の技術があれば…」と、わりと思ってしまうのは事実。 

 「O」や「KA」のような驚愕の舞台装置…とは望まないまでも、防火ネットや演目で使用される器具のポールであるとか、視界を妨げ、現実に引き戻すようなものに対しては、常設会場ならではの舞台装置で排除して欲しかった…というのが素直な感想だ。決して技術的に無理を言っているとは思わない。舞台装置の練り込みが足りない気がしたのは残念だ。

 演目そのものも、わりとシンプルで、シンプルなのにキャラクターが周囲を取り巻く感じもなくて、前半は、かなり舞台が寂しく感じた。常設会場では、広い舞台の様々なところで、演目以外にキャラクターたちが取り巻くように動いていて、演目以外の色んなところに目が行き、それを見ることで、また作品への理解が強くなる…みたいな部分もあって、また訪れたくなる一因なんだけどね。シンプルではいけない訳ではないんだけど。

 それでも、オープニングとエンディングは、非常に良いと思う。エンディングは、特に今まで多かった収束していく感覚ではなく、拡散していく感じが良かったなぁ。全体の大きな流れとしては、ディズニーリゾート側か、シルクの意志かは分からないけど、ここが東京ディズニーリゾートであるということをかなり意識して作られているように感じたけどね。主人公ZED(そう、ショータイトルは主人公の名前)よりも、クラウンの方が、実は物語の主導権を常に握っている形というのも面白い。…というか、主人公はクラウン的な役回りなんだよね、本当は。深読みすれば、それも東京ディズニーリゾート的(^-^;)。その構図がエンディングで繋がった時に、ワッと思ってしまった。それまでのモヤモヤ感は吹き飛んだ気がした。

 …とは言えども、シルク好きとしては、手放しで「最高だ!」とは言い難い。…けど、どうなんだろうか。観客の対象としてはレジデントショーを初めて見る日本人、アジア人であって、我々のようにアメリカまで行ってレジデントショーを見ている…という人たちが対象ではないのだろう。基本的には東京ディズニーリゾートに来た人たちで、ついでにCirque du Soleilのショーを見てみようという人たち。せいぜいキダムやドラリオンなどのツアーショーを見たことがある人たちくらいまで…をターゲットにしている…ような気がする。初めてのレジデントショーとして見るならば、非常に素晴らしいショーとして感動できるはずだ。少々、私が気負い過ぎた面もあるのだろう。そんな訳で評価の方は…

 ★・★・★(三つ星)

 …ということで。不満は言ったけど、比較対象が「O」や「KA」なのでね。これがシルク・ドゥ・ソレイユです…というシンプルなショー。いきなり「O」や「KA」を見せられると相対評価としてのショーの凄さが分からないままボンヤリして終わってしまうかもしれない。実はラスヴェガスの1作目も今となっては、割とシンプルに映る「ミスティア」という演目。今後も日本での常設ショーの展開を考えるのであれば、まずはここから…ということで良いのだろう。

 レジデントショーらしく、座席間隔もゆったりだし、ツアーのテントショーしか見ていない方なら、ゆとりある座席に驚くかもしれない。あと、天と地の融合ってのがベースにあるのでわりと空中演目が多くて、前の座席はクビが疲れる(^-^;)。前から二列目だったけど、後半前にクビのストレッチ(笑)。その辺、考えた上で座席指定タイプのチケット屋さんから買うのがいいと思います。

gamou [ [ エンタ ] 演劇等の舞台系 ] comments(3)
座椅子用マッサージシート


 ついに、私、コタツを買いまして。それを機に、テレビとビデオを新調…というか、買い足した訳なんだけど、さらに座椅子なんかも当然、購入した訳で。で、テレビでもビデオでも座椅子でも、もちろんコタツなく、今回、お話しするのが、座椅子取り付け型のマッサージシートというやつなのだ。

 御存知かもしれないが、うちにはマッサージチェアがある。これには、基本的に不満はない。…んだけど、寒いんだよね。貧乏だから暖房費を節約するために、コタツを買った訳で。で、私は非常に腰が悪い。床(畳など含む)に長い時間にわたって直接座っていると、腰が痛くなってくる。そこで、座椅子は低反発マットが入ったものにしているんだけど、いっそ、座椅子のままマッサージが出来れば…と考えた結果がコレである。

 座椅子型のマッサージチェアも販売されているんだけど、ちと、うちのコタツにはゴツいのだ。そこで座椅子に直接、取り付けられるなら…と購入した訳なんだけど。座椅子への装着は、マジックテープで背もたれに巻き付ける方式。やや格好悪い感じは否めないが、その上から大きめのカバーをかけると、見た目は、あまり気にならないかもしれない。もちろん、座椅子だけではなく、普通の椅子、車のシートなどにも、設置は可能だ。

 さて、最初に気になったのが、お尻の部分。座面の端(背もたれから離れた方)に、駆動関係のモーターが入っているらしく、座椅子を動かさずに、自分だけコタツに近づこうとすると、この駆動関係の出っ張りが、尻にゴリゴリ当たって少々気になる。基本的に座った時の姿勢を変えない、通常の椅子や車のシートなら、ここまで感じないとは思うけど、座椅子で使用するには、問題かもしれない。

 肝心のマッサージ能力についてだけど、形状的に肩までは届かない。そのため、コントローラーは、「背中」「腰」「お尻」に、それぞれON/OFFスイッチがついていて、マッサージ強度が強と弱から選べる形。だから「背中」は「強」で、お尻は「弱」とかは出来ない。で、基本的にはバイブレーターと考えてもらっていい。若干、波のようにリズムがあるけど、揉んだり、叩いたりは出来ない。いわゆるブーンと音の鳴る細かい振動のみである。

 気持ちがいいのか…と言われると、そこそこ…としかいいようがない。もちろん、マッサージチェアと比べるべきものではないのは言うまでもないけどね。値段も10分の1以下な訳だから。マッサージ感を高めるためには、基本的には身体を預ける必要がある。要は、きちんと背もたれにもたれかかる…ということだ。いっそ、座椅子とかっていうよりも、完全にフラットな状態で、ベッドや布団で使うのはいいかもしれない。それこそ、背中、腰、お尻に囚われず、マッサージカ所をずらすことも可能だしね。そんな訳で、評価の方は…

 ★・☆・☆(一つ星)

 …ということで。私が使っている座椅子には、サイズ的にも今ひとつ合わなかったし、そもそも低反発クッションだから、マッサージシート自体が埋もれちゃって、通常の座椅子より、マッサージ感も弱くなってるかもしれない(苦笑)。やはり通常の椅子とか、車のシート、それから前述したように、フラットな床面での使用なら、また違うんだろうけどね。押入行きになりそうです(^_^;)。ま、それは私が、よく調べないで買ったからいけないのだ。でも、ネットにもあんまり情報がなくてねぇ。ま、これでなんとなく、どーゆー商品か分かってもらえれば、人柱として本望です。

gamou [ [ 生 活 ] 健康・ダイエット ] comments(0)
めちゃくちゃ市 (伊東温泉)
公式HP→こちら

 多くの観光地がそうなんだけど、1月中下旬〜2月いっぱいくらいまで、閑散期に入る。温泉という強みを持つ伊豆一帯も、その例外ではない。そこで、なんとかして、この時期に人を呼び込もうとする訳だ。そこで無理矢理なイベントを作ってでも、客を呼び込みたいと考える。…と、まぁ、随分な前フリだけど、今回で15回目という歴史の浅さと、この時期、そして、かなり投げやりなイベント名(笑)を考えると、おそらくそんなところだろう。

 そんな訳で、1月の第4土曜、日曜(だと思う)に伊東温泉で開催されるのが、この「めちゃくちゃ市」である。他に思いつかなかったのか…という気もしないでもないが、この自暴自棄な「めちゃくちゃ」という言葉と「市」というのがくっつくと、なんとなく期待感を抱かせるから不思議(^_^;)。

 この2日間に渡って開催されるイベントは、正直言って、よくあるタイプの地域まつりである。場所は地域の公園、テントを並べて物販をしながら、小さいステージで進行と、ちょっとしたアトラクションを用意する。他の地域まつりと違う点があるとすれば、干物開き日本一決定戦だろう。簡単に説明すると、20名近い選手が、生の魚を干物として乾かす形に開く早さを競うというもの。口で説明すると面白くないんだけど、これが割と面白い。とにかく早いんだよね。開くのが。思わず「すげぇ〜」と口から漏れるくらい。ちなみに、日本一と言っているけど、おそらく伊東温泉の人たちだけで、ほぼやってるので、あしからず(^_^;)。

 それから、もう一つは「めちゃくちゃオークション」である。名前のとおり、オークションなのだが、出てくるのが地域の特産品だ。そんなものをオークションしたって仕方がねーだろ…と思うかもしれないが、出てくるものが凄い。例えば、巨大なイカの干物(普通は、その種類のイカでは作らないらしい)とか、寒ブリの干物(もちろん、これも干物に通常しない)、巨大な金目鯛の干物など、とにかくデカい。例えば、寒ブリなんかは、物販ブースで1万5千円で売られていたりする訳だが、これが1万円くらいで競り落とされていた。お得と言えば、お得かもしれないけど、通常のアジの干物の100人前くらいの重さがあるそうで(苦笑)。どうやって食うんだろうか…(^_^;)。干物以外もあるんだけどね、やっぱり目玉は、この巨大干物かと。

 伊東と言えば、やはり上記のとおり、干物が売り物なので、当日の物販ブースでの干物は、かなり安い。冷凍ものではあったが、金目鯛の干物が3枚1000円とか、秋刀魚の丸干しが10本500円とか「めちゃくちゃ」とは言わないまでも、かなりお得に購入できる。しかも、その物販ブースの前では、勝手に焼いて、勝手に食べる試食コーナーがあり(笑)、常時、干物をむさぼる人々で賑わっている。干物だけではなく、通常、安くなることはあまり無い、お土産系のお菓子類も値引きされているケースがあるので、お土産の購入を考えているのであれば、寄るに値するイベントである。

 海鮮でダシを取ったワカメ汁や、おしるこ等の無料サービス、伊東温泉に、その週の金、土に宿泊した人には干物のお土産も出るという大判振る舞いで、わりと力を入れている感じはする。我々は、みかんや、イチゴ、干物を購入したが、自宅に帰ってからスーパーで商品の価格を見ると、かなりお得だったんだなぁ…という感じがした。干物は、前述のとおり冷凍なので物によっては味が落ちているものもあったけどね。それがイヤな人は、サテライト会場となっている朝市(徒歩5分くらい)で干物を買うと良いだろう。こちらは、天日に干しているものを、そのまま購入することが出来る。

 もちろん、金目鯛のあら汁や、サザエの壺焼き、フランクフルトや、富士宮焼そば、お魚コロッケなど、定番ものから珍しいものまで、いくつか食べ物があるので、ここで軽食を取って、お昼を済ますことも出来るだろう。そんな訳で、評価の方は…

 ★・★・☆(二つ星)

 …ということで。やはり名前の通り「市」ですな。アトラクション面では、かなり弱い感じ。それでも、司会の男性の方は、なかなか頑張っていて、盛り上げてましたけどね。一歩間違うとカラ回りしちゃいそうな空気の中、押したり引いたりの手腕は見事だったかと。まぁ、なんにせよ、基本は特産品市だと思っていただければ。日曜日の午後には品物が少なくなるので、土曜日か日曜日の午前中にどうぞ。

gamou [ [ エンタ ] 祭・イベント ] comments(0)
しらす料理専門店 とびっちょ
公式HP→http://www.tobiccho.com/

 湘南の中でも癸韻隆儻名所、江の島での行列店と言えば、この「とびっちょ」だろう。江の島では、割と新しい店舗なのだと思うけど、短期間で多くのメディアに取り上げられて、あっという間に江の島の癸嬰后文朕妖印象)にのし上がっている…と思う。その証拠に…と言う訳ではないが、早くも2号店である「たこ島」というお店が、参道沿いという江の島の中心地に出来ていることからも明らかだ。

 私が訪れたのは1月中旬の日曜日午後2時半過ぎ。最初に驚いたのは、清潔感溢れながらも、どっしりとした和の佇まいを持ったお店…ではなく(^_^;)、その前に並んでいる行列であった(苦笑)。椅子に座って、フリースの膝かけ(お店が用意しているもの)をかけてジッと待っている姿は、かなり異質。この時間での20人くらいの行列に驚きながら、とりあえず順番待ち名簿に名前を書き入れよう…と見てみると、さらなる驚きが。なんと実際に待っているのは、30組であると言うこと。つまり、この行列の人たちは「そろそろ呼ばれそうな人たち」であるということだ(^_^;)。

 さすがにやめようかと思ったが、とりあえず名簿に名前だけ記入してみる。時間がありそうなので、付近を散策してみることにした。すると参道沿いに全く同じメニューを売っているお店があるではないか。それが2号店「たこ島」だった訳で。「とびっちょ丼」という名前の海鮮丼が「たこ島丼」になっているくらい。こちらの方が名が知られていないのか、並んでいる人は8組ほど。では…と、こちらにも名前を記入してみる。さらに散策を続けて、ちと「たこ島」に戻ってみると2組くらいしか進んでいない(苦笑)。どうやら、店が小さいらしく、かなり1組当たりの待ち時間が長そうだ。観光シーズンの夏でも、生しらすのシーズンでもないのに、どちらのお店も大したものだ。怒りを通り越して、軽く敬意をいだく。

 合計40〜50分ほど散策して戻ってみると、「とびっちょ」の方は待ちが10組くらいとなっている。受付のお姉さんは慣れたもので、次々と呼び出しをかけては、処理をしていく。残り10組くらいなので、待っているか…と足を止めたその時、次々と呼び出しをかけるが、誰も名乗りを上げない。どうやら待ちきれず、帰ってしまったらしい(苦笑)。最後の10組は、誰も店内に入ることなく、我々が名前を呼ばれたのだった(^_^;)。通されたのは2階窓際の小さなテーブル。2人がけである。他に1階にカウンターとテーブル2卓、2階には座敷もあるらしい。店内は、やはり和な雰囲気ながらも、現代っぽい小綺麗さがある。若い層から、年配層まで、抵抗なく受け入れられそうな作りだ。この辺も人気の否決か。

 さて「しらす料理」という名を冠している通り、ウリは「しらす」である。やはり最高なのは生シラスが食べられる春なのだろうが(それも漁の具合によっては食べられない可能性もある)、他にも海鮮丼である「とびっちょ丼(1890円)」、巨大なかき揚げが2枚のっている「かき揚げ丼(950円)」、釜揚げしらすを生卵とポン酢で食べる「釜揚げしらす丼(900円)」などがメディアで取り上げられていて人気だ。

 我々は「かき揚げ丼」と「釜揚げしらす丼」、それに江の島名物の一つであるサザエのお造りをいただくことにした。「揚げものは少々時間がかかります」と言われ、こんだけ混雑しているし、仕方がないか…と思っていると10分もしない内に、全ての食事が揃っていた。驚きの早さ。さすが人気店だけあって、さばきも早い。こーゆーのは、わりとポイントが高いと思う。もちろん、お店も回転を早くした方がプラスだろうってことがあるにせよ。店員さんも、若い人が多いし、店舗面積からすると、非常に人数が多い感じがするし。それだけの人気店ってことだ。

 それはともかく、まずはサザエの刺身。うん、美味しい。まぁ、マグロとかのお魚と違って、わりと貝の刺身には、大きくハズレはないんだけど。参道沿いの割烹っぽい店で1200円台だったことを考えれば、750円はお値打ちか。

 次は丼。まず驚くのが、その丼の大きさ。この辺がマスコミに受ける理由か。絵が映えるというか。御飯の盛りは薄いので見た目ほどではないけど…とは言っても、それなりの量だけどね。かき揚げ丼は、さすがに2枚目は胸やけがしてくる(^_^;)。店員さんには「量が非常に多いですけど、いいですか?」と聞かれてのことだから、文句は言わない。ただ、どういう揚げ方をしているのか分からないけど、揚げ損なって粉っぽくなっている部分が、いくつか。ちと舌触りが悪い。揚げる時、重なっちゃってた?

 釜揚げしらす丼は、サラダ感覚で食べられるように…というのと、彩りもあってか、ニンジンの千切りや、レタスなんかも載っている。見た感じ、ヘルシーでもあるし、女性には受ける感じ。生卵と和えたシラスは、まろやかで美味しいし、そのまま御飯と食べるシラスも、もちろん美味しい。ニンジンとマヨネーズと和えたシラスで御飯を食べるのも良いし、大きな丼で飽きさせない工夫なのだろう。そうそう、かき揚げのカス…つまり天かすと一緒にあえて食べるのも、わりと美味しいと思う。ミニかき揚げとかを載せたシラス丼があると良いんだけどね。それから丼には、海苔汁が、これまた大きめのお椀で添えられる。こちらも美味しい。

 …とは言え、正直なところ図抜けたお店という感じはしない。このお店は江の島の中で、わりと良心的なお店であることは間違いない。値段と安定、きれいなお店と客さばき…という総合的なものの中で。ただ、料理そのものとしては、個人的には、かき揚げは以前取り上げた江之島亭の方が美味しかったと思うし。しらす丼は、ここでなければいけない…というもんでもないだろう。江の島の島内では良心的だけど、島周辺の海岸線の道路で、こういうお店をみつけることが出来ると思う。そんな訳で評価の方は…

 ★・★・☆(二つ星)

 …ということで。いや、決して悪くないんだけど。もう、なんつーか、やっぱり最大の障壁は行列なんだと思う。マスコミが、このお店を取り上げるのは分かるし、取り上げるに値するお店だとも思うけど。ちと行列を見るにつけ、過大評価過ぎる感じはあるかなぁ…と。たぶん、もう一回行くか…と言われたら、他のお店を開拓したいなぁ…と思うレベル。今度は、江の島に行くことがあれば、裏通りの小さいお店を攻めてみたい…かな。

gamou [ [ グルメ ] レストラン ] comments(0)
EeePC−S101
 お久しぶりでございます。およそ、1季節分くらいお休みしてしまいました(^_^;)。週休1日当たり前体制が続いていたのと、持病の腱鞘炎の悪化で苦しんでおりました。まぁ、おおよその人が、知ったこっちゃないことだと思いますが、一応、言い訳をしてみると言うことで(苦笑)。

EeePC S101の検索結果
 さて、休養空け1回目は、うわさのUMPC(ウルトラモバイルパソコン)、別名ネットブックなどとも呼ばれるタイプの代表格EeePCの最新機種(2009年1月現在)であるS101ということで。珍しく衝動買いをしてしまいました。この類のものを(^_^;)。

上海問屋セレクト16GB SDHCカード
 以前からネットブックには目を付けていたのだが、EeePCの初期のものは記憶容量が4Gしかなく、ちと使いこなしに技量がいりそうだったり、HDDタイプのものは一気に重く、駆動時間も短くなったりと、どーも帯に短し襷に長し状態だった訳で。かと言ってパナソニックの「レッツノート」は、価格が高すぎて、ちょっと持ち歩き用に買ってみたいな…という価格帯ではないし。結果、ノビノビに。

上海問屋セレクトUSBメモリ8GB
 そんな時、ふと目にしたのが、このS101。ネットでの評判もすこぶる良かった訳ですが、すっかり先延ばしグセがついてしまい「次のモデルにするか…」などと思っていたところ、ふと家電屋で、このS101が。その美しいデザインと、わりとキモチのいいキータッチにホレてしまい。その日にネットで購入。一緒に勢いで、上海問屋で交換用の2GBのメモリと、容量補助用の16GBのSDカード、8GBのUSBメモリ、専用キーボードカバーも購入。

Transcend SODIMM DDR2 PC2-5300 2GB
 細かい仕様は、ASUSのサイトを見てもらえれば分かるとは思うけど、10.2インチのワイド液晶で、SDD(SDカードのようなフラッシュメモリをHDD的に利用するドライブ)が16GB。メモリは1GB。CPUは、ネットブックの主力であるATOM。USBポートが3つに、SDカードスロットが1つ、無線LAN内蔵。満充電でおよそ3時間以上は実働する(もちろん、使い方によるけど)というものが、7万円である。会社で使っているのは20GB(今時…)のセレロンマシン。メモリは128+512の増設というお粗末なもんですが、別に使えない訳でもなく、なんとかやれてる訳で。それなんかより、よほど性能がいい。

EeePC S101用専用レザーケース
 それだけではなく、非常に薄い本体で、重量が1.09キロ。これが後300g増えると、一気に持ち歩きたくなくなるんだよね。それに黒、茶、シャンパンゴールドと揃った光沢のあるカラーと、持ち歩きたくなる美しいデザイン。送られてきた梱包も、なんかアパレル系の商品が入ってそうな黒い箱で、ワクワクしたし。浮かれているせいもあるけど、とても素敵なマシンである。

 デザイン的な問題とスペース的な問題で、ややクセのあるタッチパッドとか、光沢がありすぎて指紋が目立つ本体…とか。光量の多い場所(ファーストフード店とか)だと反射で表面の字が見えにくいキーボードとか、問題が無い訳ではないけど、その辺は個性ということで。非常にバランスの良いマシンで、性能、デザインとも必要十分という一つのUMPCの完成系な気がする。自分が買ったから言う訳じゃないんだけどね。

 ちなみに、オフィス系も入っているし(もちろん、マイクロソフトじゃないけど)、スカイプなんかもインストール済み。オンライン上には60GBのストレージもあるしね。ACアダプタつなげて、電源入れて、登録して、無線LANにつなげるまで、届いてから1時間。小さい筐体とシンプルな構成が、いわゆる使える状態になるまでのスピード感を上げている。いやー、楽しいマシンだなぁ…。

 ベッドに持って行き、雑誌片手に情報を調べたり、旅行先に持って行ったりと、非常に便利に使えそうだ。やはりUMPCを使うからには、持ち歩けて、また持ち歩く際のモチベーション(軽さとか、バッテリーの持ち具合とか)を上げてくれる性能が重要なんだよね。6万円が一つの基準だったUMPCではあるけど、1万円多く出してでも、S101を購入することを個人的にはオススメするね。

 ああ、そう言えば、星とかつけるんだったなぁ。久しぶりで忘れてた(苦笑)。そんな訳で評価の方は…
 
 ★・★・★(三つ星)

 …ということで。文句なし。迷ったら、購入(笑)。

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一瞬の風になれ
一瞬の風になれ 第一部  --イチニツイテ-- 一瞬の風になれ 第一部 --イチニツイテ--
佐藤 多佳子


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  2007年に本屋大賞を受賞した作品。佐藤多佳子が、神奈川県立麻溝台高校に実在する陸上部をモデルとして描いた陸上競技小説であり、その取材には3年近くを費やしているそうで。本屋大賞になったことにより、漫画化やTVドラマ化もされているので、知っている人も多いだろう。

 非常に分厚い本で、しかも3部作となっているため、一瞬取っつきづらさを覚えるかもしれないんだけど、1部につき高校生活のおおよそ1年間、それを主人公の1人称で語っているので、読みやすい。高校生の運動部男子らしく…と言おうか、運動描写のリズム感を出している…と言うのか、一つの文節が短くて、言葉が重ねられていく。正直なところ、読み始めた時は、その薄っぺらく感じられる言葉にイラッとしたんだよね(^_^;)。なんかただ、読みやすさと親近感だけで、受けが良かったんじゃねーの…みたいな(苦笑)。全然、作者のことも知らなかったし。

一瞬の風になれ 第二部一瞬の風になれ 第二部
佐藤 多佳子


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 で、実は第一部を読み終えた後に、以前、ブログで書いた「しゃべれどもしゃべれども」を読んだり訳で。詳しいことは、そちらのエントリーを見てもらうとして、「しゃべれども…」も主人公の1人称で描かれているんだけど、「一瞬の風になれ」の主人公とは全く違う昔気質な若者が、べらんめぇ調で語るという設定。しかも「しゃべれども…」の方が、過去に書かれた作品と言うことで、「なるほど、この作者凄いんだ」と納得したんだよね(^_^;)。だって「一瞬の…」の方の主人公は「筋肉脳っぽいなぁ」って思う文章なんだもん(笑)。もちろん、そういうスポーツマンへの憧憬込みでの感情だけど。

 そんな訳で、全く第三者の視点無しで高校の陸上競技生活3年間が描かれた作品なんだけど、前述のような文章の読みやすさもあって、それこそ風のように3年間の高校生活を追体験できる感じ。であるとともに、一流と呼ばれるアスリートたちの超人的な練習を知ることも出来る。分かることは出来ないけど。どう頑張ってもン百回の腹筋とか、腕立てとか出来そうにないからねぇ。でも、その10分の1の辛さを思うと知識の範囲で「スゲーな」と思うということで(^_^;)。

 でも、絶対に到達できない世界だからこそ、その人たちにしか感じられないスポーツにおける「ゾーン」的な世界を、小説という形で垣間見ることが出来るのは、素敵な体験である。3年に渡る取材によって得ているのであろう高校生たちの短くも生々しい言葉の積み重ねによって、非常に感覚を同調させやすい。マンガなどでも描かれたりすることはあるけど、そもそもが抽象的なものであるため、それが絵という形でハッキリ現れると、同調するというよりは、第三者として眺める気分になってしまうんだよね。その点が小説との違い。

一瞬の風になれ 第三部 -ドン-一瞬の風になれ 第三部 -ドン-
佐藤 多佳子


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 話の大筋としては、最近の少年スポーツマンガの王道のような作品ではある。そんな中で、スタープレーヤーであるサッカー選手の兄とともに歩んできたサッカーの世界を捨て、陸上の世界に入ったことへの苦悩みたいなものが、全編を通して主人公の心に棘のように刺さっているのが本に深みを与えているのかもしれない。ドロップアウトした自分。ここでもドロップアウトするのではないか…という恐怖。一方で、ここではやれるのではないかという期待。必要とされる喜び。それらが、回りくどい言い回しを抜きに飛び込んでくる。

 …とは言え、時折、作者の文章の巧みさには驚くんだよね。前述のとおり、いかにもスポーツ一直線の純朴高校生の語り口な訳だ。目で見たことを、そのまま友達に語っているかのような文章…なんだけど、もちろん、実際にはそれだけでは小説は成り立たない。リアルさを追求すればするほど、小説にならないだろう。「しゃべれども…」のような口が達者な主人公ならともかく。そこで「本当ならこんな表現使わないよな…」と良く読まないと気が付かない文章表現を、上手いこと滑り込ませてくる作者の力量があると思う。そんな訳で評価の方は…

 ★・★・★(三つ星)

 …ということで。多少爽やか過ぎて、個人的には「しゃべれども…」の方が好きかもしれない。陸上ものなら三浦さんの「風が強く吹いている」の方が好みではある。でも、名作であることには違いない。先日、北京五輪でリレーチームが銅メダルを取った時、この小説が頭に浮かんできたんだよね。40秒足らずの世界で、色んな声が聞こえるような気がしましたよ。


gamou [ [ 書 籍 ] 小説 ] comments(2)
ラーメン二郎 (関内店)

ライブドアグルメのページ→http://gourmet.livedoor.com/restaurant/17400/

 ラーメン二郎は、男のためのラーメン屋と言った趣がある。濃厚、大盛、トッピングサービス…と、ラーメンで腹をパンパンにしたいという強者たちが集まってくるお店なのだ。そのため二郎を愛する人たちは、ジロリアンと呼ばれ、様々な支店に足繁く通うらしい。そのため、普通のラーメン屋とは違う専門用語が飛び交い、一見さん的な客を拒む雰囲気(店の人たちは持ってないとは思うんだけどね。客から醸し出される雰囲気とかがね(^_^;))があるため、一層、男の園的雰囲気を作り上げてしまっているのかもしれない。

 ラーメン二郎は、ラーメンの大と小。それに「ぶた」と言われるチャーシュー麺。それが、基本メニューである。これに各支店ごとのバリエーションメニューが加わるのだ。中でも、私が訪れた関内店は「汁無し」と呼ばれる、濃いタレ状のスープを絡めて食べるラーメンの元祖と言われていて、このアレンジメニューが非常に人気が高い。この「汁無し」を食べに、わざわざ関内店に来るジロリアンも多いという。

 そんな訳で、二郎の関内店に12時前に行ったのだが、すでに10人以上の行列。「こりゃ、待たされるなぁ…」と思っていたのだが、あっと言う間に人が掃けていく。お店の人が、前から「大小?」と「半か丁か」くらいの勢いで聞いていく(^_^;)。食券制なのに、食券も購入していないこの時点で麺の量を聞くのが二郎の行列店スタイル…らしい。二郎の麺は太麺なので茹で時間がかかる。だから、あらかじめ聞いておくのだそうだ。

 さらに、ここで忘れてはならないことがある。ここで「大小」を伝えると、座席について出てくる時には、すでに完成品のラーメンの状態になっている。よって、何かを「足す」ことは出来ても「引く」ことは出来ない。油の量や、味の濃さ、トッピングの量なども選べるのだが、座席についてからでは「増量」しか出来ない(笑)。よって、「汁無し」ということも付け加えることはもちろんのこと、麺の茹で加減、麺の減量、油の減量、味の薄めなどは、ここで言っておかないと、調整が効かない。

 結局、5分くらいで座席につくと、さらに数分で丼がカウンターに並べられていく。ここで端から「ニンニク入れますか?」と聞かれるのだが、これは一種の決まり文句であり、単純に「ニンニクを入れるのか」を聞かれている訳ではない。サービスされるトッピング全体についての問いかけの合図なのだ。まず有名なのが、ラーメンの上に盛られているモヤシとキャベツの「野菜」。そして背脂を多くする「脂」。あまり言う人は少ないけど「味」の濃いめ。これらが「ニンニク入れますか?」の一言だけで、「野菜マシマシ、ニンニク」「無しで、野菜マシ・脂多め」「野菜ダブル、ニンニクは無しで」などと答えられていく訳だ。「野菜マシマシ」と「野菜ダブル」は恐らく同じ意味。「マシ」より「マシマシ」の方が多くなる。「マシマシ」なんてのは、野菜が山盛りだ。これが無料サービスというのだから、恐れ入る。

 私は「野菜マシで」(小・汁無し)と控えめに。良く分からないから(^_^;)。出てきたものを見ると、「汁無し」とは言えども、実は丼の1/3ほどはスープが入っている。これが濃いスープらしい。実は汁無しでは「ニンニク」を入れるかどうかは聞かれていない。これは通常のラーメンが、おろし生ニンニクなのに対して、「汁無し」はニンニクチップが入り、これはデフォルトで入るらしいからだ。そこに増された野菜と、ウズラの生卵が落とされている。麺は当然、温かい。これを豪快に混ぜ込んで食べるらしい。

 さて、多い多いと言われている麺の量だけど、大勝軒と比べれば、大勝軒の方が多い。おそらく小で250gくらい(通常のラーメン屋では150gくらいか?大勝軒は350g)だろうか。ただし、野菜マシにしていると、それ以上に腹に溜まる。大勝軒より、ラーメンの味そのものもコッテリしてるしね。正直、最初は楽勝だと思って食べていたのだが、半分くらい食べたところで満腹中枢が若干刺激されていることに気が付く(^_^;)。なんとか食べ終えることが出来たけど「大」は無理そう。それなら、身体のためにも「野菜マシマシ」の方がいいかもしんない。

 ちなみに「大」は、ここがビジネス街にあるため、フラリと立ち寄ったサラリーマンが軽い気持ちで「大盛り」などと、通常のラーメン屋気分で注文した結果、悶絶し、大量に残すというのを繰り返した結果、量が減量されているらしい。350gくらいだと言われている。…が、通っているうちに、リミッターが外れていき、「こいつ食えるな」と思われると、ドンドン増量されていくそうな(^_^;)。もちろん「俺は食えるぜ」という自信があるなら、いきなり「大の麺マシ」というのも頼める…らしい。全然、頼む気ないけど(苦笑)。もちろん、「麺マシ」も無料サービスらしい。ここが男の園になる理由が、このサービス精神だというのは間違いないだろう。

 量の話ばかりになってしまったが、味の方は面白いな…という感じ。もっと油めん的なものを考えていたのだが、前述のとおり、濃いめのスープが入っている印象。ウズラの生卵は味をまろやかにしているけど、もっと尖ってても面白いかな…とも思う。温かい麺を和えるようにして食べるので、もう少しスパイシーさがあった方が全体的に引き立つ気がするが、それは自分が卓上調味料で(胡椒を始め、いろいろある)調整しろってことなんだろう。その辺も「俺の一品を食べろ」的ではない、大衆的な奔放さであり、親しみやすさなのかな。そんな訳で評価の方は…

 ★・★・☆(二つ星)

 …ということで。いや、やっぱり雰囲気的にも、味的にも、かなり好き嫌いが分かれるお店なのは間違いない。ハマる人は徹底的にハマるのもうなずける。実は、私は「二郎」は2回目。1回目は8年くらい前に、鶴見店で食べた…のかな。雰囲気に飲まれて、なんとなく美味しかったな、胃に来たけど…くらいな印象(^_^;)。おそらく、今食べたら、確実に通常のラーメンは胃もたれするだろう。でも、今回、関内二郎で「汁無し」を食べて、あらためて通常のラーメンが食べたくなったね。もう一回、食べてみたい。家系と同じで、時折、無性に食べたくなり、そして大敗するラーメンとして、自分の中では位置づけられそう(笑)。もう一回、通常のラーメンを食べた時に、再評価することがあるかもね。

 そうそう、注文については、あくまで関内店のスタイル。店舗によって違うそうなので(「野菜マシ」などの単語は共通だと思う)、調べられるなら、お店によって事前に調べてから訪問した方が良さそうっすね。


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