がもがもミシュガット

この世の全ての物を独断と偏見で適当に採点する!


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ジュビレーション! (TDL)
 東京ディズニーリゾート25周年(実際にはランドの25周年だけど)を記念して始まった、お昼のニューパレードである。パレードの名称である「ジュビレーション」はディズニーお得意の造語ではなく、「歓喜」「祝祭」を意味する言葉だ。

 最近では、ほぼお決まりとなっている3回停止型のパレードなのだが、今回は非常に変則的なものとなっているのが大きな特徴。通常、ミッキーマウスがいるフロートが、ウェスタンランド(ビッグサンダーマウンテン付近)、プラザ(パートナーズ像前)、トゥモローランド(スタージェット付近)の一定の場所に停止して、なんらかのショーモードを行うのがパターンな訳だが、実は、それは変わっていない。

 …んだけど、なんと、今回、ミッキーマウスのフロートは最後尾なのである(^_^;)。通常の3回停止の場合は、ミッキーはパレードの中央にいるので、上記の停止場所で停止すれば、綺麗にエリア内にパレードが収まる形になる訳なんだけど、今回の場合は最後尾ということで、スタート場所のホーテッドマンション脇〜最初の停止位置までは、パレードは素通りする形となる。その頃、パレードの先頭はプラザを抜けて、トゥモローランドに差し掛かろうかという感じ。2回目の停止位置では、パレードはトゥモローランドいっぱいに広がっている感じだ。3回目に至っては、半分以上が、すでにパレードルート上に居ない感じだ(笑)。

 そんな訳で、実際は3回停止型なのだが、印象としては、クリスマスなどのミニパレードにあるような「音楽が一定のところに来ると停止する」ような感覚がある。ショーモードも大がかりなものではなく、その場でみんなと身体を動かす程度のものなので、一層そーゆー感覚があるのかもしれない。

 パレード自体は、クラシックを中心に新しいキャラクターを織り交ぜていく王道(…と、個人的に勝手に思っている)タイプで、音楽も明るく、テンポもあり、「これぞ、ディズニーパレード」的なものだと思う。ただ、それだけに終わらないのが、今回のパレードで、大型のフロートでは「アクロバット」的な要素を入れている。ピーターパンのところでは、船型の空中ブランコ(…むぅ、伝えづらい)が揺れていて、そこでフック船長とピーターパンの戦いが繰り広げられたり…という感じ。

 正直、前パレードでのフロート部品の落下事故があってから、もっとこー、大人しくなっちゃうのかな…と危惧していたりしたんだけど、杞憂だったね。さすが、ディズニーリゾート。もちろん、落下についての検証や反省が無い訳じゃないんだろう。点検の強化とか、そーゆーソフトウェアで対処するんだろうな。事故の時期が時期なだけに、変更が大きく出来なかったのもあるかもしれないけどな(^_^;)。

 そんな話はともかく、お昼のパレードを久しぶりに見た、新しいものを見た…というのを抜きにしても、ワクワクするパレードだったと思う。お昼のパレードの中では、1位、2位を争うくらい好印象。アクロバットとの融合も非常に面白い試みだと思うし、成功しているんじゃないかな。プラザの中央、ちょっと先(プラザレストランからパレードルートに下りてくるとこ)に居ると、プーさんフロート、ミッキーフロートが両方停止するところを見れるのもポイントが高いよね。

 技術的な話としては、こういう停止体系を取り入れたことで、パレードの全長に制限が無くなったと考えることが出来るかもしれない。どうしても、今までの停止型だと、各エリア内にスッポリ収めるのが前提だったからね。実は私の一番好きなパレードは、10周年から始まった「ファンタジー・オン・パレード」なんだよね。あの、延々と続くかのようなパレードは、本当に好きだったのだ。今回は、それに近い印象だったね。そんな訳で評価の方は…

 ★・★・★(三つ星)

 …ということで。15周年を境にして、ショーが減少の一途を辿るランドの中で、パレードの役割は以前よりも大きくなっていると思う。25周年でもキャッスルショーが行われないという寂しい状況の中で、このパレードが良いもの(まぁ、私にとってだけど)だったのは嬉しいね…ってことで。

gamou [ [ T D R ] エンターテイメント ] comments(0)
ディズニー・ドリームス・オン・パレード −ムービン・オン−(TDL)
 さてさて、これにて一連のTDLものは最後でございます(^-^;)

 ただでさえ長い名称が一段と長くなったお昼のパレードだけど、こちらも2006年にリニューアルされたもののうちの一つである。完全に新しくなった訳ではなく、あくまでリニューアルという辺りが、正直微妙なんだけど。私、このドリームス・オン・パレードが始まった当初は、まだディズニー系のサイトを運営していたので、それなりに記憶に残っているので、少々違いなどを(^_^;)。

 何が変わったのかというと、まず音楽ね。以前のかなりユッタリとしたテンポの音楽から、かなりテンポの良い曲へと切り替えられている。これについては、素直に評価したい。昼パレードについては、私はテンポの早い賑やかな感じが好きなんだよね。ほら、やっぱり昼ご飯を食べて一番眠い時間帯じゃないですか(笑)。ゆったりとした音楽だと、どうも眠気に襲われるというか、眠気まで行かなくても、なんとなくボーッと見てしまうんだよねぇ。だから、賑やかなタイプが好き。音楽的には、マルディグラとか、カーニバルとかが好きなんだけど。だから、このテンポアップについては、お気に入り。

 次がショーモード型から、通過型への変更。これも個人的な好みの問題なんだけど、昼のパレードは、ショーモードよりも、通過型の方が好きなんだよね。特にゲスト参加型は、どちらかというと嫌い。グチャグチャで汚いからねぇ…。自分が参加する訳でもなし。子どものグダグダな踊りを見せられるのは、正直苦痛です。日中は、パレードの王道みたいなものが好きなんだよね。テンポの良い音楽で、長い時間、ズラーっと並ぶフロートを見せてもらえる感じのが。

 そして、フロートの並び順。だいぶ変わったなぁ…という印象。通過型になったことで、ミッキーが中央から先頭に変わったのはいいんだけどね。それに付随して、リニューアル前にミッキーの周りに居たフロート群が、引き連れられるように最初のパートに来てしまったのには、少々違和感が残る。ミッキーのフロートはシンボル的な扱いで、他のフロートの位置は変えなくても良かったような気がするんだよね。なんかパレードとしてのバランスが悪くなった気がしちゃうのは、気のせいかなぁ。そもそもフロートの並び順を変えた理由が「なんとなしの目新しさ」以上のものに思えなかったのがなんとも…。

 フロートの並び順も、長いこと見てれば慣れるのかもしれないけど、なんていうのかなぁ、パーク側の意志が良く分からないリニューアルは気持ちが悪い…というか。結局、レストランのリニューアルなども、含め含めた感想なのかもしれないけどね。客のニーズもあるんだろうけど「夢の国」だからこその不便さみたいなものも、20年以上を誇る歴史の中で許容してきた中で、夢と現実のバランスが崩れてきているような気がする。そこに、どこか運営の安易さが出てしまっている…と感じちゃうのは、私個人の問題なんだろうけどさ。

 とは言え、動機やプロセスはともかく、リニューアル後のパレードは、前より好きになりましたよ。そんな訳で、評価としては…

 ★・★・☆ (二つ星)

 …ということで。ま、パークを離れて長い人間が運営うんぬん言うのは不遜なんだけどね。期待値が常に高いということで、勘弁していただきたい。

gamou [ [ T D R ] エンターテイメント ] comments(0)
グーフィーのクールパニック(TDL)
 夏期の水撒きイベントのミニパレードの位置づけなのが、クールパニックである。ミニパレード…と言っても、フロート一つでルート上を回るだけなので、事実上、散水車にバックボーンを持たせてデコレーションした…くらいに思っておくのが良いだろう。

 エンターテイメントとして見る…というものではなく、本当に「水をかぶりたい」という人がパレードルートに行くだけで十分だと思われる。グーフィーを近くで見たい…けど、水には濡れたくない…という人が居るのであれば、それなりに準備は必要かもしれないけど、「クール・ザ・ヒート!」以上に目的のハッキリしたものになっているので、それぐらいの心持ちでよろしいかと。

 なんかショーの一貫として、昼パレや夜パレと併記されているのは少々違和感があるなぁ。アトモス的(ゲストに出現時間を教えない突発的な開催)な位置づけで、適当に出てくる…って訳にはいかないのかねぇ…。フロートが入ると、やっぱり、そうは行かないか。 

 …と言う訳で、あまり書くことも無いんだけど(笑)、とりあえず評価の方は

 ☆・☆・☆ (評価しない)

 …と、いうことで。ま、エンターテイメントとして評価すべきではないからねぇ。水かぶるのは、なんやかや言っても楽しいけどね。

gamou [ [ T D R ] エンターテイメント ] comments(0)
クール・ザ・ヒート!!(TDL)
東京ディズニーランド クール・ザ・ヒート!!2007東京ディズニーランド クール・ザ・ヒート!!2007ディズニー Amazonで詳しく見る by G-Tools

 今年で2年目を迎える、このイベント。もちろん、私は見たことがないし、昨年のイベントがどういうものだったかは知らないんだよね。今まで水浴び系のイベントは、ドナルドとバズのを見た訳なんだけど、今回のはそれに比べるとショー自体が、だいぶ簡素化されている…くらいのことを聞いていた。

 そんな訳で、この「クール・ザ・ヒート!」はキャッスル前で行われる、夏イベントのメインショー的な位置づけである。水道管工事業者に扮したグーフィーが、工事をを終えて水道管のバルブを開いてみると、シンデレラ城のあちこちから水が噴き出してしまう…という筋立てにはなっているのだけど、それはあくまで導入に過ぎず、ショー全体を通してのストーリー性がある訳ではない。

 吹き上がる水を抑えきれないグーフィーが、クシャミをしてからが本番。いよいよ、水がパイロ(花火)のようにシンデレラ城のあちこちから凄い勢いで噴射され、観覧しているゲストたちにも水が撒かれ始める…という仕掛けになっている。その後、ミッキー、Mr.インクレディブル夫妻、ミニー、ドナルド(ちなみに、私がパークに行った際の登場順)の中から、誰か一人(インクレ夫妻は二人だけど)が登場し、ダンス&水撒き。通常4回公演なので、基本的には、1日1回ずつ登場するのだろう。

 ゲスト登場するメンバーが違えば、ダンスも音楽も変わるので、何度見ても楽しめる一方、エンターテイメントとしてのボリューム感は希薄で、あくまでも水撒きが主眼に据えられている。確かに数年前に見た初の本格的な水撒きイベントの際のドナルドのショーの方が面白かった。しかし、それ故に、ショーは見たいけど濡れるのはイヤ…みたいな人も多くて、イベントとして、そーゆーゲストが水を差す(洒落ではない(^_^;))結果になっていたのも事実だった。だからこそ、あくまでも水撒きを主眼に据えることで「濡れてナンボ」の世界になったのは、大正解だと言えるだろう。

 そのお陰もあってか「暑いので濡れたい」くらいの人にとっては、開演30分前くらいに行けば、かなり濡れるエリアに行くことが可能だろう。ショーが良く見える、見えないは身長の関係もあるので、なんとも言えないけど。あとは、かなり高いところに水を噴射させ、やや時間差があってから降ってくる感じになるため、風の影響が大きい。横風の具合によっては、風下のパレードルート付近までビショ濡れになるようだし。

 そんな訳で、単純に濡れたい人たち(濡れてもいいや…くらいの人たち含む)が多く集まるので、鑑賞エリアの一体感は大きい。その一体感が、また興奮を呼んでいくのは、パイレーツナイトと同様だ。混雑しがちな夏期のパークの中で、目的をハッキリとさせ、シンプルにしたことは、結果として良かったんじゃないかと思う。ショーとしても割と楽しいしね。決して長い時間のショーじゃないけど。でも、並んで見るほどじゃないなぁ…って言うのは、ポイントかもね。だからこそ、暑くてイライラしがちな夏期には、ちょうどいい…のかもしれないな。炎天下で待ち続けるの苦痛だもんね(^_^;)。  

 …と、いうことで、評価の方は…

 ★・★・☆ (二つ星)

 …ということで。こーゆー軽いイベントもいいよね。ちなみに、ドライ系のシャツとパンツなら、小一時間で乾きますよ。かなり濡れても。

gamou [ [ T D R ] エンターテイメント ] comments(0)
ウェット&ワイルド・パイレーツナイト(TDL)
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 ディズニーランドのアトラクションである「カリブの海賊」を元にした映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」が、ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウのキャラクター性により、大きな成功を収めたことによって、なんと大元のアトラクションがリニューアルされ、映画版をフィーチャーしたイベントが開催されるという逆転現象を起こしてしまった。そのイベントが、2007年の夏休み期間中に開催される「ウェット&ワイルド・パイレーツナイト」というナイトエンターテイメントである。…なんていう書き出しも久しぶり…という訳で(^_^;)、おおよそ2年ぶりに東京ディズニーランドに行ってまいりましたよ。

 すでに門外漢になりつつあるので、あまりデータ的なことは述べられないんだけど、記憶の糸を辿る限り、確か一昨年でブレイジング・リズムが終了し、それで「ああ、もういいか、TDLは…」と思った記憶があるので、昨年は特別な夏のナイトエンターテイメントは行っていなかったはず…かと思われ(^_^;)<弱気(笑)。今回は「パイレーツ・オブ・カリビアン」の完結作であるパート3「ワールドエンド」が公開されるのに合わせた1回限りの企画なんだろう。私も御多分に漏れず映画の出来はともかく(苦笑)、ジャック船長のキャラクター性には大いに惹かれているため、誘惑に抗うことが出来なかったのである。

 基本的に夜2回公演のキャッスルショーであり、抽選などは無い。豪快に水を撒くショーなので、前に行けば行くほど濡れる量(濡れる確率ではない)が多くなる。いわゆる鑑賞エリア内に居る場合は、濡れることを避けるのは難しいだろう。どうしても濡れたく無い場合は、レインコートなどが販売されているので、それを利用するようだ。もちろん、電子機器などは非常に危険にさらされる訳であり(^_^;)、ウォータープルーフではない限りは、自己責任で…としかいいようがない。まぁ、その辺は、散々、待機中にキャストさんから注意されるけどね。

 私は8月5日の日曜日に行ったんだけど、2回とも盛況だった。正直なところ、日曜日だし2回目(21:00)は空くのではないか…と思っていたのであるが、1回目(19:30)の回が終了後、あっという間に鑑賞エリアは埋まってしまった感じ。まぁ、入れ替え制ではないので、そのまま1回目の人たちが残っている…という面もあったにせよ…だ。そのため、入れ替えの時間帯は混乱してしまっていたけどね。

 一応、ショーが始まる10分ほど前までは、座った状態で待機するのだが、これはスタンディングでの鑑賞の際にある程度の距離を持たせるため。立ち上がる際には「間隔を詰めずに、そのまま見るように」と注意があるくらいだ。座って待機する際には朝からキャッスル前では水撒きイベント満載なので、座るところが濡れていると思った方がいい。何かしら敷くものは必要だろう。

 さて、ショーの内容なのだが、ジャック・スパロウ以外のキャラクターは登場しないので、注意が必要。ジャックとミッキーたちとの絡みは無いという訳だ。また、日中の「クール・ザ・ヒート」に比べれば、いくぶんかストーリー性はあるけど、基本は水撒きと、フレイムキャノンを始めとする炎の演出である。…はずなんだけど、夜の空間にジャックがフィーチャーされ、炎と水が荒れ狂う様は、それだけでは語れない魅力が出ているのは間違いない。

 始まって2週間くらいの時点で見た訳だけど、ゲストの興奮度が非常に高い。始まる前から、何か熱病的な興奮が高まっているように感じた。個人的な感想を言えば、2000年のスーパーダンシンマニア以来の熱狂をヒシヒシと感じたのだ。私の大好きな「ブレイジング・リズム」も観客の興奮度は高かったが、もう少し明るい感じの興奮度だったような気がする。それこそウェットな感覚の熱狂とでも言おうか、そんな感じ。

 ショー自体は、水パイロとも言うべき、水の噴射を使っていて、それが炎と組み合わされると「ブラビッシーモ」よりも素晴らしい水と炎の競演が展開されるという訳だ(^_^;)。ただ、当然と言えば当然だが、ジャック船長は日本語で話しており、もちろん、その声はジョニー・デップではない。また、個人的な好みを言えば、良くも悪くもディズニーランドのエンターテイメント的な音楽になってしまっていること。もっとオドロオドロしくても良かったんじゃないのかなぁ…と思うけど。ま、好みだろうけど、それぐらいが残念な点である。

 あとは、ただただ楽しくて、ジャックも映画から抜け出たような印象。ひとたび水がかかると、そこからスイッチが入って、さらに興奮が高まっていく。ナイトエンターテイメントには、様々な名作があるけど、これも見事、その仲間入りをしたと言っていいんじゃないかな…と思う。映画を見ていた方がより入れ込めるけど、絶対条件ではないような気がする。そんな訳で若干の不満がありながら、評価としては

 ★・★・★ (三つ星)

 …ということで!是非に見に行っていただければ…と。

gamou [ [ T D R ] エンターテイメント ] comments(2)
【6点】 ケープコッド・ステップアウト(TDS)
 ケープコッド・クックオフ前の仮設フロートステージで行われている、アイリッシュダンスとケルト音楽のショーである。キャラクターは登場しないショーだ。「アイリッシュダンス」「ケルト音楽」と聞いただけでは「?」という人も居るだろう。有名なところでは、「リバーダンス」「ロード・オブ・ダンス」などとして知られている上半身を動かさないタップダンスのようなものと、映画「タイタニック」で、主人公がヒロインと踊るダンスが、それに当たる。そのバックで流れている音楽がケルト音楽になる訳だ。エンヤや、そのものずばりケルティックウーマンなどの音楽を思い浮かべてもらえればいい。

B0000DJW8Aベスト・オブ・ケルティック・ウーマンオムニバス ジュリー・ゴールド メイヴ オーマガトキ 2003-11-26by G-Tools

 実はこのショー、昨年行われていた「ケープコッド・ジャンボリーナイト」というイベントに酷似しているもので、昨年は「ケープコッドクックオフ」の中で演奏が行われていたらしい。だが、前回はダンサーさんが客席に近寄ってきて、ゲストをピックアップし、それこそ「タイタニック」のような組ダンスを踊らせた…らしいのだが、これが引っ込み事案の日本人には苦痛だったもようで、戦々恐々としていたのだという(一部の物好き除く(^_^;))。そこで、今回は場所を屋外へと移し、完全なステージショーとすることで、ゲストと分離する形を取ったのかもしれない。

B000AMKS2Iベスト・オブ・リバーダンスダンス コロムビアミュージックエンタテインメント 2005-10-12by G-Tools

 バンドマンとシンガーが外国の方で、ダンサーは日本人。私は個人的にケルト音楽が好きなので(…と言っても、CD買ったりする訳じゃないんだけどさ)、聴いていても楽しい。また、屋外というのが雰囲気を一層良くしている。ただ、残念ながらダンサーの方のアイリッシュダンスは、それほどでも無い。特にリバーダンスなんかは、あくまでも「それっぽい」というレベルでしかない。その辺は、私がリバーダンスを目にする機会が多かったからかもしれないけど。まぁ、雰囲気を楽しむショーだからね、それで良いのかもしれないけどさ。

 せっかくなので、夏期限定で設置されているピア33(屋外のビール立ち飲みエリア)みたいなものが、ステージ前にあると良かったかもしれない。お酒の力と暗闇さえあれば(^_^;)、それこそ本当に夏祭りのような状態になったかもしれないんだけどねぇ。酔っぱらいの処理の方が面倒臭いか、ディズニーリゾート的には…。 

 ちなみに、何故2年連続してケープコッドでアイリッシュ系のイベントなのか…というと、実際にアメリカのマサチューセッツ州にあるケープコッドがアイルランド系移民が多かったからだそうだ。そんな訳で、実際にこういう感じで祭の際には、歌って踊って…という感じだったのかもしれないね。

gamou [ [ T D R ] エンターテイメント ] comments(0)
【6点】 サルサ!サルサ!サルサ!(TDS)
 ユカタンベース・キャンプ・グリルで行われている、名前のとおりのサルサバンドのライブショーである。キャラクターは登場しない。サルサと言えば、どちらかと言うとダンス(あるいはソース?(^_^;))がイメージされると思うが、ダンサーさんなどは出演していない。純粋にサルサミュージックのライブコンサートだと思って貰えればいい。ちなみにサルサとは、キューバ発祥のダンスであり、音楽である。

 まぁ、本当に前述した部分で内容については語り尽くしている訳なんだけど(^_^;)、本場キューバからミュージシャンを招いているので、バンドメンバーに日本人はいない。だから特に客席と言葉のやり取りをするシーンも無いんだけど、サルサミュージックの魔力なのか、ジェスチャーによるバンドさんの乗せ方が上手いのか、思っていた以上に客席はヒートアップしていくのだ。私が見た回は、夕方4時の回だったのだが、アルコールが提供されるレストランでもあることだし、もっと夜遅い回であれば、さらにゲストは盛り上がるに違いない。

 ユカタンのジャンキーで安価な(あくまでリゾート価格として)食事を買いさえすれば、ショーチャージなどもなく(早めに来ないと席が無くなる可能性はある)、このライブを見させてもらえるのだからお得感はあるよね。小瓶のワインを片手に見たり、ビールをあおりながら見たり…と、なかなか雰囲気もそれっぽくて、それも現場が盛り上がる一要因ではあるのだろう。

 特に何かをショーとして工夫していたりする訳でもなく、純粋なライブであるので、これ以上の評価は出来ないけど、中南米の音楽は、やっぱり全般的に楽しい気分になるよね。これが、TDSのエンターテイメントの形の一つだ…というのであれば、それは大いに応援したいところだ。手頃なスペースの狭さが一体感を呼んでいる部分もあり、その昔トゥモローテラスでやっていたバンド演奏のようなシラケたムードはないから「ノらぬ阿呆にノる阿呆、同じ阿呆なら…」である。

 気楽な気持ちで、夜にフラリと夕食がてら…というのがいいかもしれないね。

gamou [ [ T D R ] エンターテイメント ] comments(0)
【6点】 ビッグ・バンド・ビート(TDS)
 「アンコール」の行われていたブロードウェイミュージカルシアターにおいて、現在行われているショーが「ビッグ・バンド・ビート」通称「BBB」だ。東京ディズニーシーの5周年イベントを機に始まった3つのショー「レジェンド・オブ・ミシカ」「オーバー・ザ・ウェイブ」とこの「ビッグ・バンド・ビート」の中で、唯一このショーだけが5周年イベント限定のショーらしい。名称からも分かるとおり、ビッグバンドジャズのレビューショーであり、1920年代〜1940年代の作品を中心にして作られているそうな。ジャズに詳しくないから知らないけど。

B0001U1LHATOKYO DISNEYSEA That’s Disneytainment after Dark!(CCCD)ディズニー エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ 2004-05-12by G-Tools

 さて、このショーだけど、以前東京ディズニーシーで行われたイベント「ザッツ・ディズニーテイメント」のショーの雰囲気が色濃く出ている。ショーのオープニングは、夜の「スターライトジャズ」だし、ミッキーのドラムを叩く姿は昼の「ディズニーテイメント」で行われたパフォーマンスだし…どこか焼き直し感が漂っている。もちろん、同じことをやったからダメだ…というつもりは毛頭ないし、ジャズを主題としたからには曲がかぶることがあっても仕方がない…とも思う。…思うんだけどね、あまりに引っ張り処が集中しちゃっているのは、どうなのか…と言うところは、一応言っておこう。

 そして、これが唯一の期間限定の5周年ショー(キャラクターの出ないミニライブ的なものを除く)らしいのに、特にお祝い感も無いのは、どうしたことなのか(^_^;)。5周年イベント全体を通して言えることなんだけど、なんつーのかコンセプトが良く分からないのだ。イベントの芯になっているものが見えてこない。5周年…ということイベントにするのであれば、やはり「5周年を祝う」ということをしないと、意味が無いのではないか。3周年や4周年などとは意味合いが違うはずで、盛大に祝うもんではないのか。少なくとも期間限定のショーで、祝う姿勢が見えてこないっつうのは、問題があるように思うんだけど。

 それから、キャラクターとしてはミニー、デイジー、マリーが登場するんだけど、その使い方も今ひとつ上手に感じない。中盤から、順番に出てきて歌うだけ。どうも、ショーから浮いている感じがしてしまう。キャラクターが出ていないショーだった「スターライトジャズ」と印象がかぶってしまい、違和感を覚えるからだろうか…。特にマリーを使う理由がピンと来ない。まぁ、私がマリーをあまり好きではない…というのはあるにせよ、場の雰囲気にマッチしているとはとても言い難い。劇的なものを挟まずに、完全なレビューショーにするのであれば、やはりオープニングから出演キャラクターを一度登場させておいた方が演出的には…と思うんだけど。

 それでも、このショーは決して悪くはない。やはりビッグバンドジャズは聴いていて楽しいし、出演者の歌も上手い。そして何より、ミッキーのドラムさばきは感動的である。今回に至っては、ドラムを叩き、途中からダンスに参加して、最後にまたドラムに戻って叩く…という、まさにミッキーの万能ぶりを見ることが出来る。ああ、ミッキーって本当に天才なんだ…とウットリすること請け合いだ。このショーにおいて、ミッキーは一言も言葉を発しない。それが逆にカッコいい。順番に歌ったミニーちゃんたちよりも、その存在感は遥かに巨大である。それだけでも、このショーは見る価値がある…と言ってもいいだろう。

 こういった機会に行われるショーでなければ、もっと点数は上がっていただろう。ただ、どうにも「これが5周年の特別ショーです」と言われても腑に落ちないんだよね。「ザッツ・ディズニーテイメント」「リズム・オブ・ワールド」「クリスマス・イン・ニューヨーク」など、ここ数年ディズニーリゾートの底力を見せつけてきたTDSの姿は、どこに行ってしまったのだろうか。

 今回の5周年は、全体的に見て何か変な意志が干渉しているのではないか…と思うくらい首をひねるばかりだ。どうしちゃったのかねぇ…。せめて、この繋ぎの期間を経て新しくスタートする、このシアターでのニューショーだけは、なんとか光を見せていただきたい。そーじゃないと、アルコールスペースとか行って、一日中飲んだくれてることになりかねん(^_^;)。

gamou [ [ T D R ] エンターテイメント ] comments(0)
【5点】 オーバー・ザ・ウェイブ(TDS)
B000GPIHPY東京ディズニーシー オーバー・ザ・ウェイブディズニー エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ 2006-09-13by G-Tools

 「セイル・アウェイ」に替わり、東京ディズニーシーの5周年と連動してスタートした豪華客船SSコロンビア号前ドックサイドステージのショーが、この「オーバー・ザ・ウェイブ」である。つい先日まで処女航海を祝うセレモニーが行われていたと記憶していたのだが、数週間後には5周年記念クルーズを開催することになっていて、やや浦島太郎感に襲われる訳だが…などという意地の悪い前フリは良くない。良くないぞ、そこの君!(^_^;)

 ま、そんな訳で5周年記念クルーズな訳だが、ミッキー以外の仲間たちも、いつの間にやらディレクターとしてSSコロンビア号で働いているらしい。全体を統括するクルーズディレクターは、もちろんミッキーな訳だが、ドナルドはアクティビティディレクター、プルートはフードディレクター、チップとデールはパーティーディレクターである。ここまでは良しとしよう。いや、犬がフードディレクターって、衛生面で問題はないのか…純粋に犬なんだぞ、プルートは…という話はあるが(^_^;)。

 デイジーはファッションディレクターで、まぁ、これもなんとか分からないでもない。しかし…だ。ミニーはロマンスディレクター…らしい。何、これ。ねるとんパーティー船?(^_^;)。グーフィーに至っては、ディスカバリーディレクター…って、クルーズに新しい発見とかいらねーだろっ!(笑)。航路、守れよ、航路を!…と、まぁ、ムチャクチャである。そんな訳で、ツッコミどころ満載な設定ではあるが、そこはショーということで目をつぶりたい。書いちゃったけど(笑)。

 さて、このショーの物語は、病気の母親に会うために、イタリア移民である兄妹が、このクルーズに密航して故郷に帰ろうとするところから始まる。個性的なクルーズ参加者たちと、ドナルドを始めとするディレクターたちとの間で起きてしまう騒動を、クルーとして紛れ込んでいる密航者の兄妹が解決していくんだけど、最後は密航者であるのがバレてしまって…という話だ。後にもう少し、ネタバレを書くので、もうこれ以上話の内容を知りたくない方は、ここまでにしておくといい(^_^;)。まぁ、だいたい想像はつくと思うけどさ。

 今回のショーは、随分とストーリー性が増していて、どちらかというとレビューショー的な色合いが強かった前作の「セイル・アウェイ」と比べるとドラマ性が強いショーとなっている。ストーリー自体も、事前にTVなどで見た時よりも、実際に見てみると感動的に映ったりして、ウルッと来たりするんだよね。不覚にも。別に不意をつかれる訳でもなく、流れとしては当然の帰着であり、ミッキーの行動もある程度は予想がつくんだけどね。黄金パターンには、それなりに人を動かす何かが存在している訳で。

 ただし残念な面がいくつかある。密航者の兄妹以外にも個性的な乗客が参加していて、前作の「その他大勢」的な扱いではない。それぞれの乗客に見せ場があり、キャラクター性も強い。乗客の中の若い男女の間にはロマンスまで芽生えたりする訳で、チョコチョコと動きや演技などに伏線があり、徐々に近づいていく様子まで表現したりしてる訳で。

 …こう話すと何が残念なのか…というように映るかもしれないが、要は30分というショーの中で様々なキャラクターが立ってしまっているため、結果として軸となるべき密航者兄妹の話がボヤけてしまっているのだ。少なくとも、ロマンスの生まれる男女の組み合わせは余計だ。どちらかに絞って物語を作るべきではなかったのか。

 そして、それ以上にショーとしての欠陥は、これだけの個性の強い乗客キャラクターたちに囲まれて、ディズニーキャラクターの方が埋没してしまっているという事実だ。前作の「セイル・アウェイ」では、あくまでもキャラクターたちが前面に出てきていたが、今作では背景のような存在だ。ミッキーですら、最後の最後に密航者兄妹への温情を見せるまでは、どーでもいい存在なのである。

 もちろん、TDSに脱キャラ思想があるのは分かってはいるのだが、配置したからには効果的、かつ魅力的に動かす義務があると思う訳で。しかも、キャラクターを多く登場させ、それぞれに役割を持たせた結果、それに合わせた個性を持つ客が必要となり、結果として主軸の物語をボヤけさせてしまっているのは、本末転倒…というか、目的と手段がゴッチャになっているというか…。

 しかも、密航者兄弟が助ける対象が、ディズニーキャラクターたちではなく(結果として助けられているという面はあるにせよ)、乗客の方なんだよね。だから、最後に密航者兄妹を助けようと言い始めるのも、乗客たちの方だ。俺なら、客はその他大勢にしておいて、助けてもらうのはディズニーキャラクターたちにするけどね。そして、密航者兄妹に「貧乏人の密航者めっ、出ていけ」などと言う乗客たちに対して、ディズニーキャラクターたちが、「このクルーズを皆さんがこれだけ楽しんでもらえたのは、実はこの兄妹たちのお陰なんです!」とかばう。これでしょう…。

 それから、兄妹が密航者であることがバレて、クルーたちから逃げまどうシーンがあるのだが、これが必要以上に長い。冗長としか言いようがないのだ。こんなドタバタシーンで長い時間をとって盛り上げようとするなら、もう少し軸のストーリーに厚みを持たせるか、ディズニーキャラクターたちを活躍させた方が、よほどショーとしての完成度が高くなると思うんだけどね。話としては悪くないけど、結果として散文的かつ平板なショーに映ってしまった。

 ちなみにウルッと来たのは、密航を許しただけでなく、兄妹がイタリアからNYへ帰るためのチケットをミッキーが用意するシーン。そして出てくる三枚目のチケット。母親と一緒にNYへ戻って移住する…という兄妹の夢を叶えるミッキー。いやー、黄金パターンだけどさぁ、ミッキーの3枚目を見せる瞬間とかにグッとくるんですよ。いい人だよ、ミッキーは。最高だよ。ここだけで5点(笑)。大きな流れはこのままで、少々見せ方を変えれば良いショーになったと思うんだよね、個人的に。もったいないなぁ…。

 もう一点、「アカデミーツアー」というツアーガイドに参加することで、このショーに参加できる…というのは前作と変わらないのだが、前作にあった唯一の見せ場要素が無くなってしまっている。前作は物語が完全に終了した後、ツアー参加者が「行ってきまぁーす!」と大声で叫ぶというシーンがある。それまでもステージの遥か上方のデッキで踊っていたりするのだが、ハッキリ言って視界に入っていない(^_^;)。最後のシーンで、「あっ、あんなとこに人が居たんだ」と気がつく人も多かったはずだ。今回、それが無くなっていて、本当に存在すらゲストに知られないまま退場していく感じ(苦笑)。ツアー料金のコストパフォーマンスは低くなっているんじゃないのかね。

 そうそう、今回、私は9月2日に見たのだけど、クルー役のダンサーさんに、ごっついカワイイ人がいた。なんか井上和香と、綾瀬はるかを足して2で割った感じの顔。スタイルに2人ほどのボリューム感はないけど(^_^;)。何やっててもカワイイの(笑)。リズム・オブ・ワールドの通称「友近」以来の大ヒット(方向性が大分違うが、ヒットには変わりない)なダンサーさんだ。…で、ただ報告したかっただけで、特に点数には反映してないので、あしからず…。<もはや、感想かなり投げやり

gamou [ [ T D R ] エンターテイメント ] comments(0)
【4点】 レジェンド・オブ・ミシカ(TDS)
B000FNNNGA東京ディズニーシー・レジェンド・オブ・ミシカディズニー エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ 2006-07-19by G-Tools

 「ポルトパラディーゾ・ウォーターカーニバル」に替わり、東京ディズニーシーの5周年と連動してスタートしたメディテレーニアンハーバーでのお昼のニューエンターテイメントが、この「レジェンド・オブ・ミシカ」だ。前作のポルトパラディーゾと同様に、ミッキーは象徴的に中央地点で固定、各キャラクターがフロートに分乗して沿岸部を周回し、陸上でのパフォーマンスもある…というスタイルだ。ただし、雰囲気は前作ポルトパラディーゾの陽気な雰囲気から一転して、ミステリアスなものになっている。

 まず物語の大筋を語ると、幻獣たちの住む世界への扉が、人間達の戦いによって閉じられてしまったため、ミッキーや仲間達が先導して、メディテレーニアンハーバーに集まった人々の気持ちを合わせることで、再び扉を開こうとする…というもの。多分(笑)。

 これが、ポルトパラディーゾと同様にショーの冒頭で語られる訳なんだけど、今一つピンと来ない。何がピンと来ないのかというと「何故、幻獣のために、扉を開かせる必要があるのか」ということだ。別に居なくていいじゃん…と思われても仕方がない。これが神様…とかなら、分かるんだけどさ。さもなきゃ、幻獣が居なくなって世界に大いなる悲劇が訪れた…とか、その手の表現(視覚的にね)があれば。人間が力を合わせたら、幻獣(RPGの世界ではモンスターだ(笑))がワラワラ出てくるというのに、何故、力を合わせる必要があるのか。いや、もちろん、幻獣の存在そのものが、伝説の中では神のような存在になっている…というのは分かるんだけど、多くの日本人には伝わりづらいと思うんだよね〜(^_^;)。

 もう一つ、「力を合わせる」というのが「手拍子をする」ということなんだけど、これが伝わらない。これはショーの構成の明らかな失敗だ。グーフィーとかが「みんなも一緒にぃ〜!」とか言うんだけど、ゲストの多くは「何を一緒にするの?」って感じ(^_^;)。その後も、ほとんどのゲストが手拍子をせずに、キャストが叩く一際大きな拍手だけが鳴り響く、寒々しい状況が続いていた。もちろん、ショー中に説明はしてるんだけどね。なんか状況説明の中で一緒くたに話されるので、聞き流されちゃうんだと思う。どっちにしても、プレショーとかで、説明が必要になるかもしれないなぁ…。あれは、あまりに寒々しいもん。

 そして、最大の問題は「これを水上でやる意味が伝わってこない」ということだ。水を使ったり、水上でパイロ(花火)を使ったりと、水上でしか出来ないことはやっている。…けど、それはあくまで演出の技術的な問題であって、これを海をテーマにした東京ディズニーシーのメインショーでやる必要性が伝わってこないのだ。単に水上をステージ替わりにした…という以上のものではない。なぜ早くも5周年にして、そして2本目のショーにして、こーゆーショーにしてしまうのか…。もう海にまつわる物語では描けないのか。前作からガラリとチェンジした印象を与えたい…という気持ちは分からないではないが、だからと言ってこれでは、それはあまりにイマジネーションの貧困さを露呈しているのではないのかねぇ…。

 ミシカの扉が開いた後に行われる、陸上でのパフォーマンスと、幻獣たちのフロートの出来が悪くないだけに、余計に残念に感じる部分もある。特に幻獣たちのフロートでは、久々にフロートそのものを見て「おおっ、すげぇー」と声をあげてしまった。ファンティリュージョン以来だよ(^_^;)。これだけの技術があるのであれば、もう少しイマジネーションをヒネリだせば、なんとかなったんじゃないのか…。そう思わずにいられない。

 ただ、それでも、これが夜のエンターテイメントであれば、もう少し評価は変わったかもしれない。そもそもミステリアスなテーマ性と、幻獣という存在、演出でのパイロや炎の多用…ということを考えても、青空の下でやる雰囲気ではない。完全なミスチョイスだ。これを夜のエンターテイメントにもってくれば、壮大なスケール(最終的にはフロート10台だもんね)と荘厳な雰囲気が生きたんじゃないのか…と思う。夜であれば、それほど海を感じさせる必要はない。光が当たらなきゃ、夜の水はただの黒い舞台に過ぎないからだ。あくまで青空の下、光の下でこそ「海」をテーマにしたものが生きる…と個人的には思ってるんで。夜がブラビッシーモで、昼がこれでは、前作とのカブり感もそうだが、昼と夜でのカブり感の方が大きいと思うんだけどねぇ…。

 正直、ここまでガッカリさせられるとは思いもよらなかった。いや、7月にスタートして映像を見たり、話を聞いたりするたびに、ある程度の覚悟は決めていたんだけど。思った以上に酷い。ここはテーマパークだ。コンセプトが見えて来ないエンターテイメントなんて、テーマパークにいらんだろ。昼のメインショーは、周囲の景観を考えても、やはり南欧的な雰囲気は必要不可欠だと思うんだが。それこそが固定観念でイマジネーションの不足だというのであれば、それはそれでいいけど。少なくとも、今後このショーを見ることはないと思う。ブラビッシーモともども、メディテレーニアンハーバーでのショーは、全滅である。ま、これらのショーに時間を割かれなくて済む分、TDSの大人な雰囲気を楽しめるアルコールスポットに行くことが出来る…という利点はあるが。

 それでも、幻獣フロートに敬意を評して、これぐらいの点数はつけておこう。あれはRPG好きの私でも、グッと来る出来。ただ、それ以外ではあまりに無責任なショーに映る。最近の東京ディズニーリゾートに感じる自己満足エンターテイメントの集大成じゃないのかね…。

gamou [ [ T D R ] エンターテイメント ] comments(2)
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