がもがもミシュガット

この世の全ての物を独断と偏見で適当に採点する!


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東急ハーヴェストクラブ浜名湖
公式HP→こちら

 東急ハーヴェストクラブは、東急の会員制リゾートホテルグループで、以前紹介したエクシブなんかと同じカテゴリーの宿泊施設だ。もちろん、今回も法人会員としての宿泊である。東急ハーヴェストクラブ浜名湖は、奥浜名湖と言われる猪鼻湖沿岸にマリーナをもつ巨大リゾートの中に立てられているホテルで、テニスコート、マリーナなどのレジャー施設の他にも、敷地内に分乗の別荘(普通に住んでる人もいるようだけど)などが林立している。猪鼻湖が一望できる美しい景観を持ちつつ、東名三ヶ日インターから車で10分程度という立地の良さは非常に魅力的だ。

 天竜浜名湖鉄道東都筑駅近くの交差点から湖へ向かうと、東急リゾートの入口が見えてくる。そこから中に入っていくと、様々な別荘が建ち並んだ地域に入っていき、看板に従っていけば、ホテルの駐車場に入る形だ。我々は金曜日の2時過ぎに着いたのだが、まだ車は1台しか駐車場にいなかった。浜名湖と言えば、舘山寺を中心とした温泉街が有名だが、この奥浜名湖周辺は、温泉が湧出している地域でもなく、わりと静かな地域で、夏でもなければ早く着く理由も無いと言ったところか。前述した別荘群の他にも、近隣には普通に民家が建ち並んでいるので、コンビニやスーパーなども近くにあり、ゆっくりと滞在するのには良いリゾートと言えるだろう。…とは言え、冬に来ると比較的することがないのも確かだけど(笑)。

 ロビーは2階部分にあり、正面は1階と吹き抜けでガラス面となっていて、猪鼻湖を一望することが出来る素晴らしい景色。小さめのショップもあり、浜名湖みやげや、風呂場においてある「馬油シリーズ」「炭シリーズ」などのソープ類も販売されている。1階に下りると、ダイニングと、ゲームセンター、テラスへ出る扉がある。その扉から外へ出ると湖に繋がるようなデザインの素敵なテラスへ行くことが出来る。このテラスを眺めるだけでも、わりと幸せな感じ。ああ、リゾートだなぁ…という感覚だ。冬だったこともあり、滞在中、テラスに居る人をほとんど見なかったけど、夏ならまた別かも知れない。ホテルからは美しい夕日も見ることが出来るので、訪れる際は晴れることを願っておきたいところ(我々が行った時は見事に曇ってました)。

 外に出て、レストランの前を通っていくと、そこは桟橋だ。マリーナにある小型船舶で、とりあえず同乗者をホテルに下ろす…なんて感じに使うのだろう。桟橋の向こう側にはプールのウォータースライダーを見ることが出来る。そのプールを回り込むように行くと、マリンスポーツの受付となる(んだろう…と思う)センターがあり、ここでは軽食を取ったり、お土産を購入したりすることが可能だ。我々が行った日には、北海道物産展(笑)と、クリオネの展示をしていた。メチャクチャ丁寧に説明してくれて、へぇ〜と思うことしきり。

 さて、我々は法人会員なので、客室についてはランクが一番下だと思うけど、十分な広さのお部屋。ロビーフロアから、そのまま進んだ2階の桟橋寄りのお部屋である。下に食堂が出っ張っているので、やや景観が削られちゃってるけど、目の前には椰子の木があり、リゾート気分は満喫できる。まぁ、冬で寒風吹きすさんでなければ…なんだが(笑)。ユニットバスと洗面台は特に特徴がある訳ではないが、問題もない。冷蔵庫は会員制のホテルなので、基本的には空っぽ。定価販売の自販機などから、適当に購入して入れておけばいい。もちろん電気ポットもあるので、お湯に困ることもない。氷については自動販売機脇に製氷機があるので、そこへ取りにいく形になる。

 前述のとおり、このホテルは温泉ではないのだが、大浴場の設備を有している。男湯、女湯が特に決められている訳ではなく、朝、晩での入れ替え式だ。夜は24:00まで、朝は6:00から…という形で24時間ではないのは、会員制ホテルでは一般的なところ。どちらの浴室にも、サウナの他に露天風呂が設けられており、露天風呂からは奥浜名湖を見渡すことが出来る絶景のロケーションだ。大型ホテル施設となると、温泉も循環、加温、加水は当たり前で、温泉施設なのか温浴施設なのか良く分からないところも多いことを考えれば、これはこれで立派な設備だと言うことが出来るだろう。このホテルでの冬の一つの楽しみとしても良い…と思うくらいだ。シャンプー、ボディソープなどは、よくある売店連動型のシリーズなのは売店のところで述べた通りである。

 さて、レストランなのであるが、我々は朝食も夕食も利用しなかった。利用したのはランチバイキングのみである。このような施設になると1泊2食つきのプランが当たり前なのだが、物件(部屋単位)を購入するシステムなのが会員制ホテルであるため、素泊まりすることも可能なのだ(その辺、施設と法人の契約上の問題なので絶対ではない)。そんな訳でランチバイキングの利用時の印象を述べたいと思う。

 ランチバイキング自体は繁忙期のみの営業で、冬季は原則土日のみだそうだ。ホテルに来た時も昼時は人影そのものが無く、それは土曜日も変わらなかったため、ランチバイキングもガラガラなのでは…と思っていたが、周辺住民、あるいは別荘利用者には人気があるらしく、開店時間を少々過ぎただけだったのだが、すでに何組かが席についていて、その後も次々とテーブルを埋めていったようだ。もちろん、満席までは行かなかったが、それなりに賑わっていた印象である。

 料理の方だが、値段を考えれば、ホテルらしい上質なバイキングと言うことが出来るだろう。小鉢での提供が充実していたり、チョコレートファウンテンがあったり…と、バラエティがあり楽しめる。素材が抜群に良い…ということは特に無かったが、ホテルらしい心配りでバイキングを楽しめるようにしている…という印象。ライブキッチンでは、ポークと野菜のグリルが行われていて、これも美味しかった。どれを食べても、わりとハズれがないので、朝、夕食とも美味しいのではないか…と期待させるには十分だったと思う。

 会員制ホテルらしい、落ち着きある長期滞在型のリゾート感は、十分。もちろん、ここを起点にして舘山寺や弁天島などの浜名湖周辺の観光地に行くのもいいだろうけど、やはり、この施設でゆったりと過ごすのが一番の贅沢なんではなかろうか。そんな訳で評価の方は…

 ★・★・★(三つ星)

 …ということで。もう少し近ければ、もっと利用したいところなんだけどねぇ。いかんせん、遠いんだよな。静岡というと、やはり伊豆のイメージがあって一見近いと思うんだけど、浜名湖はほとんど名古屋だよね(^_^;)。それでも東名を利用して、すぐそばまで行けるのは楽だけど。法人会員の方は、利用してみてくださいまし。マリンスポーツの時期は、取りづらいんだろうなぁ…。夏に数日を過ごしてみたいところです。ちなみに冬は、とらふぐや、牡蠣なんかの海の幸が魅力ですよ。

gamou [ [ 施 設 ] ホテル・旅館 ] comments(0)
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