がもがもミシュガット

この世の全ての物を独断と偏見で適当に採点する!


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【2点】 大磯ロングビーチ
公式HP→http://www.princehotels.co.jp/pool/oiso/index.html

 懸賞が当たって(最近、こればっかだよな…)大磯ロングビーチの招待券をもらったので、行くことになった。大磯ロングビーチは、大磯プリンスホテルにある大型プール施設で、30代以上の人たちには、何と言っても「芸能人水泳大会」の会場として耳にしたことがあるのではないだろうか。私も幼少の頃に2〜3回行ったくらいで、ほとんど波のプールと、飛び込み台、巨大な流れるプール以外の記憶はなかった。

 さて、JR東海道線大磯駅と二宮駅の中間くらいにある大磯ロングビーチへは、大磯駅からの直通バスを利用することが可能だ。直通バスは、大磯ロングビーチのオープン期間中に運行されるもので、片道190円で施設の入口前まで10分程度で運んでくれる。基本的に1時間に2本程度。

 この大磯ロングビーチなんだけど、料金は大人5500円もするのだ。まぁ、これなら、一流ホテルのプール施設なら、驚くほどの値段ではない…と言えないことはないんだけどさ。ところが、本当に入場料金のみであり、バスタオルやデッキチェア、室内着…なんてものは、貸してももらえない。それどころか、ロッカーの1つすら付かない有様だ。1回300円のコインロッカーが普通に並んでいて、お金が返却されるタイプのものですらない。更衣室は、仕切られたただの空間に、テーブルが4つほど固められており、あとはショボいシャワーと、一応隠れて着替えることが出来るスペースが5個ほどあるだけ。ここは、公営プールか何かですかい?(^_^;)。いやいや、公営プールでも、まだナンボかマシなのでは…。もちろん、支払いは全て現金で、支払い用のシステムなどは存在しない。

 気を取り直して、プールに行くと、パラソルを取るための列がズラーっと並んでいる。もちろん、有料で3500円。パラソルには2つのチェアとミニテーブルがついている。ファミリーテントと言われる3m四方ほどの区画が、10000円。ファミリーテントなんて言っても、そんなに立派なもんじゃないんだけどさ。パラソルには、A〜Gまで区画があり、便利なエリアから売り切れていく。それでも1時間後には全て売り切れだ。実際には長い行列が出来ており、我々も30分ほど並んでいたから、実質もっと前の段階で売り切れていたはずだ。いやはや、なんと言うか…。確かに、いくら高くてもパラソルが無いと、この日差しの中で、かなりキツいのは間違いない。オープンとともに入場し、着替える前にビーチパラソルの受付に向かうのがベターだろう。

 プール施設の方は、1周500mくらいあるのではないかという巨大な流れるプールを中心に、フロートに乗るタイプのスライダーが1人用、2人用、各1基ずつ。なんとも説明しづらいのだが、強力な水流を傾斜の下から上に流すことで、その上をボディボードでバランスを取りながら滑走するような設備が2基。有名な飛び込み用プール、子ども用プール2つ、さらに巨大な並のプール、通常のプールとジャグジー。さらにガラス張りの屋内プール…と、プール施設は、さすがに充実していおり、敷地面積も横長の形でかなりの広さだ。屋内プールなんかは、だいぶ古くて汚くなっているけど。あと「ロングビーチ」の名前のとおり、敷地が長細く伸びていて、端から端まではかなりの距離を歩くくらい広い。

 食事については、マック、ケンタッキー、ピザーラなどの知られたファーストフードのお店の他に、プール設備の中央付近に、フードコートのような形で、いか焼きや、カレーなどを販売している。ちなみに、マックやケンタッキーなどは「リゾート出張店価格」になっており、通常のメニューや価格とは違っているので、注意が必要だ。ちなみに、マックのハンバーガーは1個180円、ケンタッキーは1ピース250円、ピザーラは1ピース400円前後…と言ったところ。ホテルの施設であるにもかかわらず、水着のままホテルに入れて、食事が出来るような場所は用意されていないし、ロッカーや更衣室が前述のとおりのレベルなので「じゃあ一回着替えて、ホテルで食べようか」という感じにはなれない。

 さて、私が行ったのは日曜日だったのだが、流れるプールは午後3時過ぎまで、まさに「芋洗い」の状態。他のプールも混雑していたけど、やはり一番人気は流れるプールかな。ウォータースライダーなんか、朝から行列が途切れることが無く、乗るのに10分以上は待つ状態が朝からクローズまでである。最後は、クローズ20分ほど前に列が打ち切られていたほど。

 コンクリートの地面は熱く、30秒以上裸足でプールサイドを歩くことは非常に困難で(^_^;)、日陰にはパラソルを取ることが出来なかった難民たちが肩を寄せ合っている。慣れた人たちは、テントやパラソルなどを持ち込んだりしているようで、勝手に設置しているようだ。特に問題は無いらしい。飲み物の持ち込みや、お弁当などの持ち込みもオールOKで、多くの人がクーラーバッグを持ち込んでいる。一応、施設は海に面している(下りられないけど)ので、海が見えるんだけど鉛色の海で、そんなに綺麗なものではない。とにかく、全体的に景観が美しくはない。

 食事も、ファーストフードばかりで、リゾートっぽくバーベキューなどが出来るコーナーがある訳でもなし、前述のとおり、ホテル内に入れる訳でもない。シャワーでは、シャンプーなどが使えるかどうか知らないが、絶対数が足りないうえに、やたらと水の出が悪いらしい。私は浴びないで帰ってきた。

 で、これ5500円支払う施設ですかね…。やっぱりネームバリューからか、老若男女問わず、とても多くの人でにぎわっていたので、水着のお姉ちゃんを見るのにはいいけどさ。とにかく施設の利便性は最悪で、やたらと料金だけが高い。こんな施設でも、これだけ人が来てしまうので、改善する意志も無いようだけど、私はお金を払ってまで行く施設ではないと思う。もちろん、芋洗い状態でも、広大なプール設備は素晴らしいので、今回みたいに招待券をもらえれば、行ってもいいけど。

 ちなみに、行ったことが無い人が行く際に、持って行った方が良いものを挙げておこう。まず、ビーチサンダル。サンダルで行って、そのまま歩き回ってもいいけど、無くなってもいい安いビーサンを持って行って使った方がベターだろう。次に、クーラーバッグやクーラーボックス…と飲み物。車なら勿論のこと、公共交通機関組も出来れば用意した方がいい。値段はともかく、買いに行くのが面倒くさいし、クーラーボックスが無いと、あっという間にヌルくなってしまう。軽い遮光性の高い布と、洗濯ばさみも、あった方がいい。バスタオルで代用しても構わないのだが、時間の経過とともにパラソルの影が大きく動く。それを補助するために、洗濯バサミを使って、パラソルのサイドに布で壁を作るものだ。洗濯バサミは、バスタオルやパーカーなどを乾かしたりするのにも重宝するだろう。これは現地でも売ってるけど、防水ボックス。もちろん、現金を持ち歩くためだ。

 まぁ、規律がユルいので、自分で工夫して持ち込めば、それなりに楽しい空間を作れるのかもしれないが、どこか場末感が漂っている。リゾート感など全くない。とにかく、施設そのものは誠に貧乏臭いのだ。なぜ、あんな金を出して、こんな貧しい雰囲気の中に置かれるのか、全く理解できない。食事が安いので、1日まるまる遊ぶというのであれば、安くなるのかもしれないけど、逆に安い飯以外の選択肢もない。もちろん、大磯プリンスホテルに宿泊している客は、また違うのだろうけど、ビジターに限って言えば、繰り返しになるが、金を払って行く施設ではない…ということだ。いつまで、ネームバリューの御威光が持つのかしらないけど、いやはや酷いもんだったよ。

gamou [ [ 施 設 ] 温泉・スパ・プール ] comments(1)
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| みんなのプロフィール | 2005/08/17 3:52 PM |









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