がもがもミシュガット

この世の全ての物を独断と偏見で適当に採点する!


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 なんと言っても、ダウンタウンの松ちゃんの第一回監督作品である。カンヌへ招待もされて、とにかく話題には事欠かなかった作品だ。興業的には成功した方だと言えるだろうが、内容については賛否両論となり(どっちかって言うと、否の方が多いかね?)「こんなもの映画とは言えない」という声もチラホラと。もちろん、松ちゃんファンの私が見ない訳にはいかない…という訳だ。

 作品の概要を説明すと、高圧電流を身体に受けると巨大化する一族が、昔から地球を侵略する?巨大生命体と戦って、日本を守っていた…という設定で、現代に生きる一族の人間が、ドキュメンタリー番組のためにインタビューを受けている…という話。そのため、巨大生命体との戦い以外のシーンは、ドキュメンタリータッチの映像となっている。

 そんな訳で、いろいろと言われている作品なのだが、私が見た限りでは「松ちゃんの長編コント」なんだと思う。最終的には。「頭頭」とか、DVDのセルオンリーコントシリーズとか、その流れを組む作品なんだろう。「映画だから、映画らしいものを作る」という訳ではなく、単に2時間の尺をもらって、お金を使った豪華なコントが撮れる…という以上のことではなかったんじゃないか…という気がするね。ビートたけしの延長線上で映画を作らなかった北野武とは、全く逆のアプローチだと言えるかもしれない。

 松ちゃんは昔から、映画や音楽に比べて、お笑いの地位が低すぎる…というのは良く言っていたことで、1万円ライブとか、お代は客が決めるライブとか、そういうものに挑戦していた訳だ。「頭頭」やDVDセルオンリーのコントなんかも、当然、そこを起点にして作っているものな訳で。その結果、新しい器を手に入れた…ということでしかなかったのかと。

 だから「こんなものは映画ではない」という意見の人にとっての「映画」では無いと思う。前述のセル系のコントシリーズを見ると分かるけど、テイストは近い。爆笑する…というよりは、ニヤッとさせる…というか、静かな笑いというか。それでも、ガキの使いのコントで多かった「ヒーローもの」を主題にしたことであるとか、わりと分かりやすい笑いをCGシーンで入れたりとか、そーゆーことは、おそらく「映画」仕様なんじゃないのかね。

 ただね、やっぱり松ちゃんは映画批評なんかもしていて、本も出している訳だ。そうすると、映画らしい映画を作るという期待は、当然あったと思うんだよね。結果としてカンヌに行っちゃったから、北野監督と並べられる形になっちゃったし。そーなると「なんだこりゃ?」って感じだよねーって(^_^;)。個人的に見れば、最後の突然「実写」のくだりなんかは、いたって松ちゃん的だとは思うけど。

 …とは言え、凄く面白かったのか…と言われれば、そうではない…かな。せっかくの映画なんだから、もうちょっと設定の細かいところを作り込んだ方が良かったんじゃないかと。それから、やっぱり、なんというのかなぁ…、アングルとかがTVコントっぽいんだよなぁ。もうちょっと、映像の雰囲気は映画的に出来たと思うんだけど。大画面を意識した迫力の作り方…とか。そんな感じの撮り方が。それが、敢えて狙った訳じゃなく、映画監督としての技術が無かっただけに見える。やっぱり、自慰的と言えば、自慰的な作品なのかなぁ。これからも映画をやりたいと本人は思ってるんだろうか。10億円使ったコントが撮れた…ということ以外で。そんな訳で評価の方は…

 ★・★・☆(二つ星)

 …ということで。甘い…と思われるかもしれませんが、やっぱり、神木君の使い方とか、板尾さんの妖怪とか、無駄でバカバカしすぎて、好き。しかもCG。わりと中途半端な(笑)。その中途半端さは、逆にこの作品では味で済んじゃうけど。まぁ、よほどの松本人志監督好きでない限り、オススメしないけどな(^_^;)。

gamou [ [ エンタ ] 映画 (邦画) ] comments(0)
夢ねこDS (NDS)
夢ねこDSの検索
 ニンテンドッグス以降、同じような犬とのコミュニケーションソフトも、猫とのコミュニケーションソフトも、何本か出ているのであるが、さすが任天堂というべきか、ニンテンドッグスを越えるソフトは出ていないと思う。ニンテンドッグスが、DSの創成期のソフトであることを考えると、その偉大さが知れようというものだ。それでも、犬派の方はニンテンドッグスで遊べばいい訳で、それでいいのであろうが、猫派の人はそうはいかない。そんな訳で、長いこと猫系コミュニケーションソフトの出現が待たれていたのである。

 私も猫派であるのだが、DSの猫系ソフトは目を覆いたくなるような出来のものばかり(いくつか実際にやった。ここで評価するなら★ゼロ(苦笑))。とにかく、猫そのものが、まず可愛くない…どころか、気色悪い(笑)。動きも酷いもんで、なんか顔に手がめり込んでたり、とにかく見るに耐えないのだ(^_^;)。そこで、ようやく搭乗してきてくれたのが「夢ねこDS」なのだ。「夢ねこ」と言えば、アイボから始まったロボットペットブームの中で出てきたセガトイズの猫型ロボット(ドラ○もんのようだ…)とまではいかないか。まぁ、猫型電動ヌイグルミって感じ。そのセガが満を持して出したソフトだから期待もするというものだ。

 で、その期待は裏切られることは無かった。ようやくカワイイ猫に会うことが出来ましたよ。動きも顔もカワイらしい。当たり前の部分なんだけど、それがいかに難しいことか…ということは、今までのソフトと比較すると本当に良く分かると思う。ほとんどCMで見ることが無かったので、売れ行きは今ひとつな感じがするし、認知度も低いと思うけど、猫好きの人には納得してもらえるだろう。

 ゲームの内容としては、ニンテンドッグスの猫版…という考え方で大筋としては間違っていないのだが、何分相手が猫なので、散歩などに連れて行ったり、芸を覚えさせたり…ということは出来ない。ここで、ニンテンドッグスで遊んだことがある人は「あれ?」と思うかもしれない。「じゃ、何するの?」と(^_^;)。そうなのだ。ゲーム性について言えば、ニンテンドッグスよりも遥かに低いのだ(苦笑)。それはこのソフトがどうの…というよりは、相手が猫だから…である。

 基本的には、家の中で猫と遊び、猫の世話をする。それによって、飼い主の方の「遊んであげる技術」がアップしていくのである(笑)。猫が覚えるのではなく、あくまで覚えるのは自分(^_^;)。それによって、飼い主テストのようなものを受け、上手くいけば賞金や賞品がもらえるという訳だ。他には、猫の可愛らしい仕草を写真に収めて、雑誌に投稿したりすることで稼いだり…という感じ。稼いだお金で家の中の家具を購入したり、グッズを集めたり…という楽しさもあるにはあるけど、あくまでおまけ的な要素だ。

 そんな訳で、猫系コミュニケーションソフトの限界は感じられるソフトでもあるかな(^_^;)。やっぱり相手が猫だとね…と改めて思ってしまった。やっぱり猫って、膝の上で寝てたり、近くに居て体温が感じられてこそのカワイさなのかもしれないなぁ。もちろん、猫系ソフトとしては、これしかない…という出来だというのは変わらないけど。そのコミュニケーションの種類の希薄さが、ある意味、猫っぽい。そんな訳で評価の方は…

 ★・★・☆(二つ星)

 …ということで。何度も言うけど、相手が猫なので、どこかユルい感じが漂っているソフト(笑)。そのユルさのお陰で、しばらく遊ばないことに、ニンテンドッグスほど罪悪感を感じない(^_^;)。そうゆう意味では、気が向いた時に遊べばいいか…と、こちらもユルく遊べる感覚は良いかもしれない。

 そうそう、猫を起こしたり、寝かしたりするタイマーがあるんだけど(もちろん、電源は入れっぱなし)、BGMをオフにして、猫を起こすタイマーを自分の起きる時間にセットしておくと、猫が起きて甘え声で鳴いてくれるので、猫目覚ましとして使えるそうです(笑)。私も、今度やってみよう

gamou [ [ エンタ ] ゲーム ] comments(0)
フライトプラン
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 ジョディ・フォスター主演の航空機サスペンス…という新ジャンルとも言える映画である。生活に疲れ気味の主人公が娘を連れて、以前自分が設計に携わった新型の豪華大型航空機に乗り込むことになる。すると、眠り込んでしまったが最後、なぜか最愛の娘が煙のように居なくなってしまう。驚くべきことに、搭乗記録にも名前がない。入口ですれ違ったキャビンアテンダントも娘を記憶していない…というもの。

 この航空機を密室サスペンスに仕立て上げた設定が、非常に魅力的で、おそらく予告を見ただけでも「どういうオチをつけるのだろう」ということが気になって仕方がない。そのお陰ともいうべきか、全米では興行収入1位も記録している。私もアメリカのショービズ番組で見た時に、これは面白そうだな…と思ったのだ。何物かの陰謀か、それとも自分の記憶がおかしいのか。

 さて、そんなフライトプランなんだけど、見てみると割と退屈(^_^;)。こーゆーのって、いかに主人公にシンクロして不安な気持ちを感じられるか…が全てな訳なんだけど。ただただ、ギャーギャー母親が騒ぎ立て、飛行機内部を探し回るだけ。自分の記憶がおかしいのか…と思うシーンがほとんどないので、全くサイコスリラー的な展開への恐怖感もない。やってることもメチャクチャで、アラブ人だというだけで疑ってかかり、挙げ句、濡れ衣が晴れた後も謝りすらしない。どんだけカスなのか。こんなんじゃ感情移入できねぇ。

 オチも酷いもんで、しょーもない展開、ツッコミどころ満載。最後の20分くらいは、完全に映画の方向性が変わってしまって、苦笑。オチを見てから前半を思い直すと、もう、この映画、なんのために前半があったのかも良く分からない。完全にオチの全容もピンぼけ。感動するところもない。正直、ネタバレもあるし、他に書くべきところもない(^_^;)。まぁ、強いて言うなら、あんな豪華な飛行機乗ってみたいな…くらいなもん(笑)。そんな訳で評価の方は…

 ★・☆・☆(一つ星)

 …ということで。設定は本当に魅力的だったと思うけど、脚本が酷いね(^_^;)。ジョディ・フォスターの演技力も無駄遣い。もったいない。この欄にも、あまり書くことないです(苦笑)。

gamou [ [ エンタ ] 映画 (洋画) ] comments(0)
太陽いっぱいの真っ赤なゼリー
morimoto公式HP→こちら

 ネーミングからは分かりづらいのだが、トマトのゼリーである。やはり「トマト」を全面に出すと、当初は敬遠されてしまい売れなかったのかもしれない(^_^;)。ただ、結果として、このネーミングのかわいらしさは、現在でも十分武器になっているのではないか…という千歳の有名店モリモトさんの商品だ。

 「とんねるずのみなさんのおかげでした」の中の人気コーナー「食わず嫌い王選手権」で、阿部寛さんがお土産として持って行き、貴さんが絶賛したことから人気に火がついた商品…なんだと思う。もちろん、有名だったんだろうけど、全国的な知名度を一気に上げた訳だ。その後2007年の春の特番で、芸能人御用達お土産ランキングの4位に入り、さらに大きく知名度を上げている。もちろん、うちもそれで知ったんだけど(^_^;)。

 実は、こちらのトマトゼリーを食べる前に、スーパーの特産品フェアみたいな際に購入した、別のトマトゼリーを食べたんだけど、なんというのか「不自然な味」。トマトの味と甘味が分離しているというのか、いかにも「トマトに砂糖ぶち込みました!」って感じの味なのだ。もちろん、普通のフルーツゼリーなんてものだって、そーゆーもんなんだけど、相手がトマトだと、トマトが持つ野菜的な部分が、砂糖と上手く混じり合わない感じがした。

 さて、そんな訳で、こちらのゼリーである。トマトの原産地であるアンデス地方に近い環境で育てた「ファンゴッホ」というミディタイプの高糖度フルーツトマトを、完全に熟してからゼリーにする…そうだ。ルビーのように真っ赤な色のゼリーを一口食べてみると、確かに先日食べたものとは違い、しっかりとトマトの味がしつつも、フルーツ感があり、甘さに不自然さがない。どこか梅のような風味も感じて、かなり爽やかな感じ。でも、やっぱりトマト(^_^;)。

 食感は、ブルンッという強烈なゼリー感はなく、トロンという感じ。高級なゼリーによくあるタイプというのか。原材料としては、トマト以外には、オレンジジュースと、レモン果汁、洋酒などを使っているようだが、その辺の微調整によって、このなんとも不思議な感覚の味を作り上げているのだろう。

 でもね、確かに美味しいんだけど、やはりこの値段を出して、わざわざトマトのゼリーをチョイスする必要性は、私には感じなかった。素直にフルーツのゼリーを食べたいなぁ…というのが実感(苦笑)。もちろん、酸味と甘味のバランスの好き好きは、個人的な問題なので「こんな味を待っていた!」という人もいるんだろうけどね。

井上真央ちゃんのお土産のゼリー
 先日、同じく「食わず嫌い王選手権」で井上真央ちゃんが、別のトマトゼリーをお土産として持ってきていたので、もはやデザートとして、お土産としての「トマトゼリー」は確立しつつあるのだろう。2種類しか食べてないけど、トマトゼリーの美味しいのは、こういうもの。…ということは分かった。そんな訳で評価の方は…

 ★・★・☆(二つ星)

 …ということで。決して、美味しくない…ということではないんだよね。でも、やっぱりトマトな訳で。古い人間なので、トマトという先入観から抜けきれなかったのかもしれない(^_^;)。トマト嫌いな方々には、概ね好評みたいなんだけど。個人的には、ここまでのゼリーを作れるトマトそのものを食べてみたくなりましたよ。

gamou [ [ グルメ ] 持帰り・取寄せ ] comments(4)
しゃべれどもしゃべれども
しゃべれども しゃべれども 特別版 (初回限定生産2枚組)しゃべれども しゃべれども 特別版 (初回限定生産2枚組)国分太一.香里奈.森永悠希.松重豊.八千草薫.伊東四朗, 平山秀幸Amazonで詳しく見る by G-Tools

 TOKIOの国分太一くんが主演で若手落語家を演じている作品である。原作は1997年に出版された佐藤多佳子先生の同名小説だ。最近では「一瞬の風になれ」が本屋大賞を受賞したことで有名な方である。私は、この映画を見た頃にその「一瞬の風になれ」を読んでいた。正確に言うと読んでいる最中だった。そこで、こっちの映画も見てみようという気になったのだ。太一くんの落語家ぶりも気になったし。

 話の大筋は、今ひとつ伸び悩んでいる若手落語家が、他人とのコミュニケーションが上手に取れない3人の生徒を相手に落語を教える…というもの。美人だが無愛想で話し下手な女性、関西弁のため小学校で馴染めない小生意気な小学生、解説が下手で仕事が無い元プロ野球選手の解説者という、まさに凸凹3人組だ。師匠役は伊東四郎、母親役には八千草薫と、脇はガッチリと固められている。

 最終的には、映画を見た後に原作も読んだのであるが、とりあえず、原作を読む前の感想から。

 まずは、太一君。非常に頑張っている…と思うんだけど、頑張っているからこそ落語というものの難しさが分かってしまう感じ。しかも、プロの落語家が、師匠にダメ出しを受けていて、生徒3人との関わりの中で吹っ切れて、落語がグッと良くなる…という流れは、演技として難し過ぎると思う(^_^;)。

 感情的なものは表現できても、それを落語で表現しろ…というのは酷な話だ(苦笑)。個人的な感想としては、吹っ切れる前が下手過ぎるんだよね。対比的に上手くなった部分を後から表現したいんだろうけど。もちろん、太一くんがダメとかって話じゃなくて、これ、プロの落語家がやったとしても、難しい話だと思う。映像化の難しさを原作を読まずして、感じたところだ。これがスポーツもの…とかなら、CGとかってのもあるけどさ、何分、落語はねぇ…。伊東四郎も凄いけど、あくまで役者として「やるなぁ…」というレベル。そうじゃなきゃ、落語家の立つ瀬がないしね。やはり師匠役はプロの落語家って訳にはいかなかったのだろうかね。

 一方、生徒役の無愛想な美人役の香里奈は、残念ながら微妙。あまり上手な役者さんとは言いかねる。とは言え、無愛想な感じが全面に出るシーンでは、上手くない部分が良い作用になってる面もあるけどね。それから、柔和ではない鋭い感じのメイクと、沈んだ顔ばかりの役柄を初めてみたけど、いやー、最初、香里奈だと気が付かず。その分、笑った時のカワイさが引き立つ感じ。子役の子は、ちと鼻につくけど、まぁ、こんなもんかってところ。

 作品全体を通して見ると、映画作品だけでは、どうもボヤッとした雰囲気がある。しまりがない…というか。上手いこと映像化できていないんじゃないか…という感じがして、欲求不満がたまっちゃうんだよね。で、結局原作を読むことになった訳なんだけど。

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 で、原作なんだけど、まず生徒役が4人。ゴチャゴチャしてしまうので、映画では3人にしたのだろうけどね。そうすることでカットされるストーリーの部分を、上手く消化できてない印象。3人にすること自体がダメという人もいるだろうけど、まぁ、そこは置いておくとしても、後処理は上手くいってない。

 落語のシーンについては、ほとんど文章としては書かれてないんだよね。小説ならでは…という感じで、1ページない表現だったりする。そりゃ、そーだよな。ただの落語の台本になっちゃうもんな(^_^;)。これを映像化するのだから、やはり難題なのは間違いない。

 それになんと言っても、主人公の1人称によって語られる文章が、この小説の最大の魅力だと思う。この小説自体が落語のように感じられる語り口。原作者の力量を感じるところ。でも、それを映像化するってのは、土台無理な話なんだよな、結局のところ。やはりテイスト自体が変わっちゃうもの。だからと言って、主人公のモノローグを入れ過ぎても、映像作品としてはウルさいしね。そんな訳で評価の方は…

 ★・★・☆(二つ星)

 …ということで。悪くはないけど、今ひとつという感じ。太一くんの頑張りは、プラスだな。でも、やっぱり原作読んだ方が良いと思うね。個人的には。原作の方が面白いです。

gamou [ [ エンタ ] 映画 (邦画) ] comments(0)
27型 内装3段オートライト自転車
27型オートライト内装3段
 私の移動手段としての大きなものの一つに自転車がある。今でこそエコっぽいが、単に車を持っていないだけだ(^_^;)。そんな大事な移動手段、この10年で5回盗まれてしまっている。うち3回は駅の駐輪場でカギをかけておいて盗まれ、1回は近くで見つかった。もう1回は、マンションの駐輪場でカギをかけていなかった。そして先日、ある建物の駐輪場にカギをかけておいて盗まれた。購入してから10ヶ月くらいのことだ。しかも防犯登録がしてあろうとも、返ってきた試しがない(自分で見つけた1回を除く)。だから、防犯登録も500円の無駄なので辞めてしまった。どうせ盗まれるから…と、量販店で一番安いのを買っているが、さすがに買って1年も経たずにやられると、悲しい。

 まぁ、それはともかく、新しく自転車を買うにあたって、いくつか思うところがあった。今まで安いから26型を買っていたのだが、前回、初めて身体に合った27型を買い、乗り心地が良かった。先日盗まれた自転車までは、ずっとライトは外付けダイナモ式(あの自転車の車輪に擦りつけて発電するやつね)だったが、夜に乗り回すことが多いので、半年ばかりで壊れてしまった(苦笑)。安物の限界と、「オートライト式」(センサーで暗いと自動で点灯する。発電はダイナモ式だが、車軸と一体なのでライト点灯時に車輪が重くならない)への切り替えを考えた。

 …しかしである。27型、オートライト、内装3段変速機の3つを揃えた自転車が、量販店では見つからない。そもそも、オートライトと内装3段変速機の組み合わせすら見つからない。何故か、オートライトのものは、外装6段変速機ばかりである。逆に内装3段は、通常のダイナモライトばかり。5店舗ほど調べたが、値段うんぬん以前に欲しい商品が見つからない。ちなみに変速機の内装と外装の違いの大きな点は、ギアチェンジのし易さ。長距離のツーリングなどでは、特にどうということはないが、市街地をチョロチョロ走り回る点においては、内装の方が断然走りやすい。内装なのでサビとかにも強いしね。

 以前、ネットで買おうかと思って調べてみたことがあるが、結局、送料が高くて量販店の方が安かったので、以後ネットで自転車購入を調べたことはなかった。…が、何分、欲しい商品が無ければ、頼らざるを得ない。すると、どーやらオープンしたばかりらしい自転車屋さんをネットでみつけたのだ。そこには送料込みで2万円を切る「27型」「オートライト」「内装3段」の商品があったんだよね。そもそも「オートライト」にするだけで、3千円ほど金額が上がると言われているので、量販店の価格帯と見比べても決して高くない。で、即購入。

 カード決済で、数日で届いたのだが、超巨大な段ボール梱包になっていた(^_^;)。いや、まぁ、書いてあったよ、サイトに。段ボールで届きますって。でも思っていた以上にデカいねぇ。できれば、下で段ボール解体してから持ってくれると嬉しかったんだけど…。紙ゴミの日まで、この巨大段ボール持っておかないといけないしさ。…って、自社物流じゃないのに、そんなこと言っても詮無きことだが。

 …で、乗り心地だけど、かなりいい。今までと自転車と比べて、構造的にどう違うのか具体的なことは良く分からないけど、単純に乗ってみて乗り心地がいい。それと、これはたまたまだけど、いきなりサドルの位置がビタッと合ってたんだよね。いつもは高く上げたりしてるんだけど、割とそれだけで気分がいい。

 それから、うちのマンション、玄関が日陰なんだけど、ちと転がすとライトがついている。軽い感動(笑)。もちろん、走っていて違和感がない。特にライトがついた…という感覚がペダルからは伝わってこない。さすが、オートライト。点け忘れの心配なし。よく暗闇に無灯火で突っ込んでくる自転車とかいるけど、もう日本全国オートライトを義務化すべき(^_^;)。それくらい良い。

 変速機は、よく外装変速機であるような、自転車のグリップ部分を回すようなタイプ。親指を使ってレバーを押し込んだりするタイプじゃない。まぁ、これは慣れるだろう。走ってみると、1速(一番軽いヤツね)が、かなり使い勝手がいい。わりとどこでも1速で行ける感じ。今までのだと、走り始めて転がりはじめると、すぐに「2速」とか「平(軽・平・速タイプのヤツ)」に入れてたんだけど、むしろあまり3速とかは使わない。だからと言って、1速が重い感じも特にないんだよね。走りやすい。そんな訳で評価の方は…

 ★・★・★(三つ星)

 …ということで。正直、ネットで自転車買うのは少々不安だったんだけどね。これは満足。価格も満足。今までの自転車が安物過ぎたのかもしれないけどさ。オートライトとかの機能はともかく、自転車そのもの乗り心地も良かったのには(まぁ、個人差があるだろうけどね。感じ方には。特に理由も分からないし)、感動。今度こそ盗まれないために、太めのワイヤーキーを購入して、取り付けましたよ。ママチャリだけど、今度は、この自転車で遠出でもしてみようかね。

gamou [ [ 生 活 ] 便利グッズ ] comments(1)
ドラゴンクエストV(NDS)
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 ドラゴンクエスト天空シリーズ三部作(ドラクエIV〜VI)のニンテンドーDS移植2作目である。初出はスーパーファミコン(SFC)用であり、その後、プレイステーション2(PS2)用にリメイクされている。今回のリメイクは2回目ということになり、ほぼPS2の内容を移植した形だ。また、移植の形態としては、ドラクエIVのDSへの移植と同じで、良い点も悪い点も変更がない(苦笑)。

 とりあえず、ドラクエVというものについて少し説明しておくと、仲間ごとの章立て構成だったドラクエIVから、少年期、青年期、結婚、出産(奥さんが)へと主人公の人生そのものが章立て構成になっているのが最大の特徴で、なんと結婚相手を選べるという驚愕のシステム(笑)により、当時のプレイヤーを悩ませた作品。ゲームシステムとしては、モンスターを仲間に出来るようになるシステムが採用された点が大きく、ゲーム終了後のいわゆる「ヤリ込み」に大きく寄与している。

 実は、私はドラクエVを、ちょうど1年半ほど前にPS2版で遊んだばかりだったので、かなり新鮮味に乏しいと思って様子見を決め込んでいたのだが、CMで新しい花嫁候補が出てくると聞いて、手に取らざるを得ない感じ(笑)。あまりネタバレ的なことは言えないが、単純に新しい花嫁候補の追加で、高飛車な女王様キャラ…という全くストーリーにそぐわないオマケ的な要素と言える。

 それでも、カジノやスゴロクと言ったサブゲーム的な充実度ではなく、ストーリーの根幹にかかわる部分での追加は英断なのかもしれない。…とは言え、ドラクエ史上最も波瀾万丈な人生を送る主人公にとって、その態度は賛否両論だろう…という感じ。まぁ、結婚しなきゃいいんだけど(笑)。

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 何分、ゲームとしては、もともと完成度が高いので、今さらどうこういう点は少ない。ゲームバランスの良さと、遊びやすさでは申し分ないし、PS2版をベースとし、ドラクエIVの移植と同様にモンスターも良く動き、サブゲームの楽しさも満足度を上げているので、ドラクエVで遊んだことが無い人、あるいはSFC版でのみ遊んだ人には、文句なくオススメできるゲームだろう。

 携帯ゲーム化された関係で、セーブや中断がわりと簡単に行えることや、小さなメダルの入手が容易になったことなどで、難易度は落ちているように感じる。クリア時間がその関係で短めになっているように思う。もちろん、ストーリーを一直線に最短距離で進めば…の話ではあるけど。

 ただし、不満点がゼロな訳ではない。正直マルチスクリーンを生かしているとは言い難いし、IVでも批判された微妙なボタン関係の使いづらさ(便利ボタンが無いとか、LRボタンの使い勝手とか)が改善されていないのは、いかがなものかと。うちの相方などは、戦闘時の上画面の主人公たちのグラフィックがカワイイと言って喜んでいるんだけど、どーも手抜き感というか、他に使いようがなかったのか…という感じはするんだよね。そんな訳で評価の方は…

 ★・★・★(三つ星)

 …ということで。まぁ、欠点は些細なことかな。おそらく全シリーズの中でドラクエIIIの次に人気があるのが、このVだと思う。仲間の入れ替え、主人公の波瀾万丈さ、モンスター収集も楽しいしね。ここまで来ると、どうしても、次の全くリメイクされたことが無い天空シリーズ最終章が気になっちゃうなぁ。買っちゃうんだろうなぁ。

 そうそう、買っちゃうと言えば、このドラクエVには、コピーガードが施されていて、コピーゲームで遊ぶと(どうやって、コピーゲームで遊ぶのか…とか質問しないように(^_^;))、ストーリーが進まないような仕掛けになっているらしい。でも、初週で50万本売り上げているらしいので、結局、本当に遊びたい人は買うし、そーじゃない人は、買ってまで遊ばないだけなのかもしれないけどね。結果として、良いゲームにお金をかけられるようになるのであれば、それでいいけどね。

gamou [ [ エンタ ] ゲーム ] comments(0)
本日のスープカレーのスープ
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 スープカレーは、90年代後半から全国区になってきた北海道(札幌を中心とした道央圏)の御当地グルメと言っていいだろう。大元は、東南アジアなどのサラリとしたタイプのカレーにヒントを得ている訳だが、厳密に言うと現在のスープカレーは、枝分かれして独自の路線になっているらしい。

 名前のとおり、スープ状のカレー全般を指す言葉だが、1993年に有名店「マジックスパイス」が初めて「スープカレー」という名称を用いてから、徐々に定着したそうだ。今では「カニ」「イクラ」「ウニ」などの海鮮類、「ジンギスカン」、「味噌ラーメン」などと並んで、旅行ガイドで特集が組まれるほどになっている訳である。

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 いわゆる一般的なルータイプのカレーとは違い、家庭で簡単に作れるほどレシピや、お手軽なペーストが普及していない中、前述した「マジックスパイス」などもレトルトタイプのスープカレーを販売している訳だ。北海道のお土産としても人気があり、北海道では多くの種類が販売されているのであるが、その中で一番最初に私がチョイスしたのが、この「本日のスープカレーのスープ」である。

 「成吉思汗たれ」で有名な北海道の地元食品企業ベル食品と、今や完全に全国区になったタレント「大泉洋」氏がタッグを組んだ、まぁ言えば企画物の食品である(^_^;)。2004年に大泉洋氏のフォトエッセイ本「本日のスープカレー」の販売に合わせて共同開発したもので、大泉洋氏の全国区の人気とともに、この製品の人気も上がっている…と思う(笑)。

 製品の名前のとおり、あくまでもスープだけのレトルト製品であり、具材は一切入っていない。これは大泉氏の具材を準備したり、少々手を加えたりする楽しさを味わって欲しい…という思いが込められているらしいが、その思いはともかく、具材が煮込まれない、野菜の歯ごたえも味わえるような本格的なスープカレーが作れるのは間違いない。もちろん、スープと御飯だけでも食べることは出来るが、あくまでも「麻婆豆腐の素」のような調理用材料食品と捉えるべきかもしれない。

そんな訳で、作ってみたのがこちらの写真。ジャガイモ、ニンジン、鶏肉、インゲン、ピーマンの具だくさん、かつ色合いの美しいカレー(自画自賛)にしてみた。ジャガイモとニンジンは、電子レンジで加熱して箸が通るくらいにした後に、他の具材と一緒に炒めている。

マジックスパイス スープカレーの素検索
 実は、マジックスパイスのペースト状のスープカレーの素を使ったものも一緒に作ったが(どちらも、おおよそ説明書きの通りの食材で作っている。こちらも、そのうち書きます…たぶん)、具材を煮込まない分、「本日のスープカレーのスープ」の方がシャープな味で、本格的な感じがした。…というか、思っていたより遥かに美味しい。スープカレーを食べたのは、1桁レベルだけど、野菜の炒め方や下味のつけ方の工夫次第では、かなり本格的なものが作れる感じ。そんな訳で評価の方は…

 ★・★・★(三つ星)

 …ということで。企画ものと侮ることなかれ…という感じ。味そのものは、かなり好み。有名店の具材まで入ったレトルト製品(800円前後が多い)に対して、調理作業が入って、この値段(525円〜)の評価の問題もあるけど、まぁ、野菜炒めるだけだしね。まぁ、大泉洋氏プロデュースというので、点数が甘くなっている感もあるかもしれないが<完全に企画に負けている(笑)。

 ただし、まだまだ御当地フードの域を出ないから、全般的に価格が高い感じがするのは否めない。普通のカレーのレトルトなんて、1袋100円で、そこそこ美味いもんね(苦笑)。もっと、全国的に浸透すれば、もっと簡単に、もっと安く、この類の調理用食材商品が出回るのかもしれないけどね。今は、コストパフォーマンスは、ジャンルとしての相対感から、ひとまず脇に置いておくということで。

gamou [ [ グルメ ] 持帰り・取寄せ ] comments(0)
横浜みなとみらい万葉倶楽部
公式HP→http://www.manyo.co.jp/mm21/

横浜みなとみらい万葉倶楽部
 みなとみらい地区の中心部にある温泉施設である。現在、様々な場所にある都市型温泉施設のハシリとも言える存在で、現在も施設数を増やしているチェーン展開施設だ。スーパー銭湯のような多彩な温浴施設と、夜を明かすことも出来るリラクゼーションチェア、そこに温泉を持ち込むという発想は、当時としては斬新だったに違いない。

 今でこそ、多くの施設が追従している訳だが、私は10年近く前に小田原で万葉倶楽部の施設を見つけた時には、「なんで箱根の近くなのに、こんな変な施設があるのだろう…」と思ったのだ。電車ですぐのところに箱根湯本があって、日帰り温泉もあるのに、こんな高い値段で誰が来るのだろうか…と思っていたのだが、こーゆー施設はいわゆるサウナやカプセルホテルの延長線上にあり、さらにファミリー層の簡易なレジャーとして需要があったんだよね。今になって考えてみると。

 さて、この万葉倶楽部という施設は、大江戸温泉物語などの最近の温泉施設と決定的に違うところがある。それは自家源泉を有している訳ではない…ということだ。無理矢理にでも、冷泉でも、とにもかくにも地中深く掘り進めて湧出させている訳ではなく、熱海や湯河原の温泉を毎日輸送することで温泉施設にしているのだ。自家源泉を持っていようと、多くの温泉施設の多くの浴槽(一つだけ掛け流しってのは、最近の流行だよね)は循環させている訳で、それでどうという訳ではないかもしれないが、やはり少々有り難みに欠ける印象を受けてしまうかもしれない。それが、万葉倶楽部の弱点ではある。

 ただし、このみなとみらい…という絶好のロケーションが、それを補って余りあるようで、わりといつも混雑しているらしい。前述のとおり、ビジネスマンの簡易宿泊施設的にも利用されているだろうし、観光客のリラクゼーションにも利用されているようだ。…とは言え、その分施設も巨大なため、平日に行けば、かなりユッタリと出来る…という点は、多くの温泉施設と同様だろう。

 さて、実際に行ってみた感想だけど、まずは受付。受付から、施設の巨大さを実感することが出来るだろう。とりあえず、ロッカーキーを受け取る。大型施設には多いタイプだが、このロッカーキー室内着は、浴衣と甚平から選ぶことが出来て、特に女性は浴衣にバリエーションがある。可愛らしい浴衣を着たカップルなどが、館内を歩いていることも多く、それだけで館内が華やかに感じるのは良いかも知れない(^_^;)。

 肝心の浴室だが、サウナの充実度が高くて「あー、なんかビジネスマン用なんだなぁ」という感じ。ただその分、他の温浴設備には面白みがかけるなぁ…というのも実感。もちろんベイブリッジを眺めることが出来る露天風呂なんかは、景観としては良かったんだけど。湯運び温泉なんだから、アトラクションバス的な設備の充実を望みたいところだよね。

 あと、シャンプー、リンスね。これもビジネスマンへの配慮なんだろうけど、男湯は「無香料ルシード」なんだよなー。無香料のシャンプーとか、本当に嫌いなんだよね。もう、すげーイヤ。女湯は私の大好きなポーラの「アロマエッセ」シリーズらしかったのに。香りでリラックスする面もあるんだけどね。全部アロマエッセにしろとは言わないけどさ、いくつかの選択肢を持たせて欲しいもんだ。それ以外については、タオルも自由に使えるし、おおよそ揃っている方だと言えるだろう。

 休憩処は、さすがに広い。子ども入室禁止のところ…なんてのも含めて、いくつかのスペースに分けられて、リクライニングチェアの数も非常に多い。椅子については、限りなくフルフラットに近いところまでリクライニングは可能。やや堅いかなぁ…と思わなくもないが、許容範囲。4階のヒーリングルームというところには、DVD再生機能つきのリクライニングもあって有料で借りてもいいし、持ち込みも可能らしい。これは、なかなか充実した設備と言えるかもしれない。女性専用のスペースも124席あって、とりあえず女性一人でも安心して使える方だろう。

 ただ、オープンして数年しか経っていないのに、テレビには故障が多くて、ボタンが壊れていたり、映像の方が変なことになっていたり。空いていれば、別の椅子に移ればいいだけなんだろうけど混んでいたら、そうもいかないだろうしね。

 食事処については、まぁ、この類の施設の食事処の範疇(^_^;)。それ以上でも、以下でもない感じ。少なくとも何品か頼んだ中に「これはイケる!」というものは、特に無かった。別に不味いという訳ではなく、全般的に無難な感じ。普通に食べたいものを食べ、ビールをグビグビとやるのが良いかもしれない。

 最後は、なんと言っても、この施設、最大のウリである足湯だ。まさに360度のパノラマで、目の前の巨大な観覧車、ランドマークタワー、クイーンズアット、ベイブリッジに至るまで、全て見ることが出来る。寒い日は、下にパーカーがあり、それを着て外に出る。ウリなだけあって、出入りも多く、やはり人気は観覧車側。そのため、観覧車側は座る場所が非常に濡れていることが多い(^_^;)。湯から上がる時に、どうしても濡らしちゃうんだよね。だから、タオルを多めに持ち込んで何重かにして、座るといいだろう。

 夕方過ぎに、みなとみらい観光の仕上げとして来るのは悪くないと思う。この周辺だと、ディナーに、ちと洒落た店に入れば入場料分くらいは簡単に飛ぶ。そういう面では割安とも言える無難な食事をいただきながら(^_^;)、長い時間リラックスして夜景を楽しめるというのはポイントが高い…かもしれない。夜景を長いこと、ただボーッと眺められる場所って、思っているより少ないんだよね。周辺ホテルとかに泊まらないと。そんな訳で評価の方は…

 ★・★・☆(二つ星)

 …ということで。その巨大さを除けば全般的に無難な施設だと思う。夜景に価値をどれくらい置くのか…という部分によって、プラスマイナスはあると思う。純粋に温泉施設を楽しむなら、ここじゃないことは確か。でも、みなとみらい…という観光スポットの中での、この施設の役割は決して低くないとも思う。御台場と違って、中途半端に集約されているので、歩けちゃうんだよね。みなとみらいのエリア内って。だから、余計に脚とか疲れちゃったりするので、そーゆー意味でも施設の役割は高いかな。

gamou [ [ 施 設 ] 温泉・スパ・プール ] comments(0)
陳建一 麻婆豆腐店 (ランドマークプラザ店)
ぐるなびのページ→http://r.gnavi.co.jp/g221863/

陳建一麻婆豆腐 家庭用
 数年前に御台場の店舗で麻婆豆腐を食べたのだが、強烈な辛さで3口ぐらいで汗が噴き出すという凄さ。うちの相方に至っては、辛すぎて「目がチカチカする」という人生初の体験をしたくらいだ。これで、本場の7割程度の辛さと言っていたので恐れ入る感じ。それが久しぶりに食べたくなり、横浜のみなとみらいに出来たというお店に食べに行くことにした訳だ。ランドマークプラザで、ほどなく見つけたのがこのお店である。

 麻婆豆腐を世に広めた陳建民を父にもつ四川料理の大御所、陳建一氏が展開する麻婆豆腐専門店が「陳建一 麻婆豆腐店」である。今となっては「日本における四川料理の父 陳建民の息子」という肩書きよりも「中華の鉄人」の方がシックリとくるのかもしれない。赤坂の四川飯店を始めとする四川飯店グループのオーナーであり、現在も四川の第一人者だ。

 陳建一氏と言えば、やはり最初に思い浮かぶのは「麻婆豆腐」なのだろう。父、建民氏が故郷の四川より代表料理を日本風にアレンジして出したのが、日本の麻婆豆腐の始まりとされ、日本の中華料理の中でも非常にポピュラーなものとなっているし、逆に現在では本場のものに近い激辛の麻婆豆腐を出す店もあるほどだ。

 さて、詳しい方は、ここまでの記述で分かってしまうかもしれない。私、店を間違えていたのである(^_^;)。「陳麻婆豆腐」と「陳建一 麻婆豆腐店」というお店があり、私が御台場で食べたのが「陳麻婆豆腐」だったのだ。ややこしいことに、実は「陳麻婆豆腐」も、すぐ近くの商業ビルにあり、それを探していた時に、こちらの店を見つけてしまったので、これだと勘違いしてしまったと言う訳だ(^_^;)。それに気が付いたのは、食べ終わってから家に帰ってからだった。

 もともと、陳麻婆豆腐は、四川省の成都市で陳という顔にあばた(麻子)があるお婆さんが作った…ということらしい。その正統を受継ぐ店こそが「陳麻婆豆腐」なのだそうだ。どうも、「陳=陳建民」だと思っていたので、以前「陳麻婆豆腐」というメニューを他の中華料理屋で見かけた時に「いいのかな?」とか思っていたが、本場風の激辛麻婆を「陳麻婆豆腐」と言っていた…ということのようだ。まぁ、この日本法人が認めていることかは知らないけど。

 話が遠回りしてしまったが、私が食べたのは「陳建一 麻婆豆腐」である。メニューに麻婆豆腐以外のエビチリなんかもあって(御台場で食べた時は無かった)、「おお、少しメニューが増えたな、ディナーだからかな」などと思っていた(笑)。店が違うんだから、当たり前だ。とりあえず、エビチリと麻婆豆腐を注文。麻婆豆腐のセットは、御飯などがついて1000円程度と割安。鉄人の料理が1000円で食べられるなら、安いもんである。

 麻婆豆腐の方は、日本風にアレンジを加えた陳建民氏のレシピということで、それほど辛くはない。コクや香りなどは、そこら辺の麻婆豆腐とは、確かに違うけどね。ただ、それでは辛さが物足りないと言うのであれば、テーブルにある花椒を振りかけると辛さが増す。エビチリの方は、甘さが抑えめで辛味の強いもの。あまり食べたことの無い感じで、「エビチリ」というよりは、エビの四川風炒めという感じ。ただ、どちらも御飯、あるいはビールと合う味である。美味しいのは間違いないだろう。

 お店の方は、出来たばかりのようで小綺麗。カジュアル店らしく座席間やテーブルの狭さは仕方がないところ。働いているのは、ほとんど中国の方のようだけど、そこは中華街とは違って、無愛想さは無い。きちんと教育されている感じ。陳建一の麻婆豆腐が食べたいと思っても、さすがに四川飯店に気楽に入りに行く訳には行かない…という人も多いだろう。そういう人には良いお店ではないだろうか。そんな訳で評価の方は…

 ★・★・☆(二つ星)

 …ということで。冒頭の通り、強烈に辛い麻婆豆腐をこっちの勝手な勘違いで期待してしまったため、食べ終えた後に、物足りなさが残ったのは事実ではある(^_^;)。「あれ?」という最初の気分が、どうも「いやー、この店いいよ!」という気分にまで至らなかったんだよね。本当に、こっちの勝手な思い違いなんで、申し訳ないんだけど。

 ちなみに、私はよく日本ハムの中華名菜シリーズの陳建一氏の写真が載ってる「麻婆豆腐辛口」を利用する。わりと、この類の麻婆豆腐の素系の中では本格っぽい味が気に入ってるんだよね。上のリンクの商品は、さらに本格的なもので、工場生産的なものではないらしい。かなり忠実にレシピが再現されている感じ。チェーン店が増えてるとはいいながら、なかなか近くに行く機会が無い方は、利用してみてはいかがかと。

gamou [ [ グルメ ] レストラン ] comments(0)
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